とまぁ、いろいろと思うところはありますが、そんなナルトとヒナタのこれまでのおさらいとして2人の出会いから結婚、そして今後についてをまとめてみました。
日向ヒナタとは
出典:Alpha Codes
「日向ヒナタ」は「NARUTO-ナルト-」に登場する美少女キャラクターです。2017年4月よりスタートしたアニメ「BORUTO-ボルト-」にも主人公「うずまきボルト」の母親「うずまきヒナタ」としても登場。活躍しています。
NARUTOの本編に初登場した際にはサブキャラクター…というよりかは、ほぼモブキャラに近い扱いでしたが、物語が進展するに従って重要な役回りを演じる様になり、ついには正ヒロインの座を射止めるまでに昇格。ほぼ最初期から(モブとして)登場していながら正ヒロインにまで昇りつめたキャラというのは、日本の――ひいては世界のマンガ&アニメ界にあって、非常に珍しい存在と言えるのではないしょうか。
日向ヒナタ・プロフィール
一族:日向一族(大筒木カグヤの次男である大筒木ハムラを祖とする一族)
誕生日:12月27日
星座:やぎ座
血液型:A型
身長:148.3cm(12歳)→160cm(16歳)
体重:38.2kg(12歳)→45kg(16歳)
性格:照れ屋、引っ込み思案
好きな食べ物:ぜんざい、シナモンロール
嫌いな食べ物:カニ、エビ
好きな言葉:自信
趣味:押し花
好きな人:うずまきナルト
忍者登録番号:012612
所属:木ノ葉隠れの里・紅班(第八班)
チームメイト:油女シノ、犬塚キバ
木ノ葉隠れの里でも有数の名門「日向一族」の宗家当主「日向ヒアシ」の嫡子として生まれたくノ一。一族に伝わる血継限界「白眼」と、それを応用した体術「柔拳」の使い手で、徒手格闘を使った戦闘を得意とする。
代表的な身内には父親の他、実兄の様に慕う従兄弟の「日向ネジ」、実妹に5歳年下の「日向ハナビ」。18歳で結婚、「うずまき」姓を名乗る様になり、夫「うずまきナルト」との間に長男「うずまきボルト」、長女「うずまきヒマワリ」がいる。
外見的な特徴は美しい艶やかな黒髪と真っ白い瞳孔の瞳。整った顔立ちをしている美少女。前髪を姫カット風に切り揃えており、髪型は時期によって大きく変化する。(下忍時代は刈り上げ気味のショート、中忍時代はロング、子供が生まれてからはボブカット風に短くしている)
同期のくノ一メンバーの中で随一の巨乳の持ち主。あだしなぜか本人は「太っている」と思い込んでおり、コンプレックスの原因の一つになっている。
得意技は白眼による索敵・調査と柔拳による近接格闘。必殺技は「八卦六十四掌」など。
ナルトとヒナタ――2人の人となり
▼日向ヒナタの人となり
出典:Alpha Codes
内気で引っ込み思案、かなり人見知りする性格で、誰に対しても礼儀正しく、そして温和で控えめで心優しい――本来はあまり戦いに向かない人物なのですが、しかし名門一族の嫡子として生まれた責任もあり、幼い頃から期待に応えるべく厳しい修行を課せられてきました。
しかし忍者としての潜在能力は並以上のものを持ち合わせていながらも、その家名と期待の重圧に圧し潰され気味で、生来の気弱な性格も災いして非常に後ろ向きな考えをしがちになり、自分に自信の無い性格を形成する様になってしまいました。
その原因の多くは一族の中で(父親からも)期待外れとみなされていたため――しかしナルトとの出会いと交流、彼への思慕の感情によって、その性格は大きく変わっていき、芯の強い女性へと成長していくことに。そしてその変化は同時に彼女の周囲への変化にも促していきます。
戦いなど厳しい現実と向き合わねばならない忍者としては欠点だらけの性格の彼女ですが、女性としての気立ての良さや気配りなど、キメの細やかな性格は同期のくノ一組の中でもピカイチ。まさに「大和撫子」を絵に描いた様な奥ゆかしさを持っており、NARUTOの登場人物(女性陣)の中でも最も女性らしい人物とも言えるでしょう。
そのため同じ班や多人数でチームを結成した場合、潤滑油として機能することもしばしば。(もっともこの性格は幼い頃はネジに主体性が無いと指摘されたこともありますが)
ただし奥ゆかしさが行き過ぎ、またナルトのことが好き過ぎて、幼い頃や下忍・中忍時代はまともに顔を合わせることも出来なかった(気絶する)という欠点も見られました。
ヒナタいじりw
なお下忍時代から結婚するまで、ヒナタがナルトのことを大好きなのは同期の間でも周知の事実(ただしナルト本人は気付いていない)でした。妹ハナビの言葉によると家でも聞かされていたみたいですから、当然父親の耳にも入っていたことでしょう。
「ヒナタから見た」うずまきナルトの人となり
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とにかくカッコイイ、ひたすらカッコイイ、ヒナタにとってはまさに理想のヒーロー。白馬の王子様を具現化した姿――なのかもしれません。
幼少の頃、自分をいじめていた里のいじめっ子達から助けてくれた少年――それがヒナタと「うずまきナルト」との初めての出会いでした。
どんなに自分が力不足でも、どんなに敵が強く自分より格上の相手でも、自分の決めたことを意地でも曲げない――「まっすぐ自分の言葉は曲げない」、確固たる意思と強い信念の持ち主。それがヒナタのナルトに対する第一印象でした。
それからアカデミーを同期生として過ごし、下忍時代を通じて一本気なナルトのことをヒナタは陰から見守る様になります。
向こう見ずで負けん気たっぷりなナルトは同期生の中でも天才忍者と誉れの高い、実力ではナルトよりずっと格上の「うちはサスケ」とライバル関係になります。
ナルトはアカデミー時代から同期生の「春野サクラ」のことを好きだと公言していましたが、ヒナタはそんな言動も含めて、どんなに失敗しても負けてもめげず諦めず挫けない、そうしたナルトの姿から、やがては自身も変わろうと――「まっすぐ自分の言葉は曲げない」という信念に大きな影響を受け、自分の信念へと昇華していくことになります。
サイトURL:日向ヒナタが良妻すぎるとネットで大絶賛
その後、ナルトは伝説の三忍の一人「自来也」に師事し、里の英雄としての道を歩き始め、周囲の評価も大きく変わっていくことになりますが、ヒナタだけはずっと変わらず、幼い頃からのままナルトを見守り、彼の背中を追いかけていきます。ヒナタは常に最前線で戦うナルトの危機を幾度となく救い、彼を支えるようになり、やがてナルト自身もその存在に大きく励まされるようになりました。
幼年期の自身の初恋にケリをつけ、「うちはサスケ」を自身の初恋の人物「春野サクラ」の元に取り返すことに成功したナルトですが、基本的には恋愛に疎い朴念仁で、大戦の2年後――大筒木トネリの事件を切っ掛けにヒナタの自分に対する想いと、自分がどれだけヒナタのその想いに支えられていたかということにようやく気付きます。
月に乗り込み世界を救うついでにヒナタを取り戻し、告白したナルトはその後結婚。孤児だった彼は幸せな家庭を築くことに成功します。
まさに2人にとって互いの存在は運命の赤い糸で結ばれていた関係だったのでしょう。
ヒナタのナルトが結ばれていくまでの模様
【幼少~アカデミー在籍~下忍時代】
URL:festy
ナルトとヒナタの初めての出会いは先に述べた様に幼少時代に里のいじめっ子に(外見上不気味な白眼を)いじめられていたヒナタがナルトに助けられたことが切っ掛けです。(映画「THE LAST」より)
当時既に里の住人の大多数から「九尾の人柱力」として嫌われ、煙たがられていたナルトですが、ヒナタだけは助けられた恩義もあってずっとナルトのことを気に掛け、慕っていました。
ただし当時はヒナタ自身の後ろ向きな性格もあり、それを表に出すことが出来ず、常に陰から見守るだけでした――しかし周囲のどんな圧力に屈せず、自分の信じた道を貫き通すナルトの姿を見て、ヒナタはどんどんナルトに惹かれていきます。
アカデミー卒業後は第八班に所属。感知能力に優れたメンバーで構成されたチームで、主に偵察や調査の任務に従事します。同期生として任務上ナルトの所属する第七班と活動することも多々ありましたが、幼少の頃は後ろ向きな性格と極端な照れ性(最悪気絶してしまう)ゆえにナルトと面と向かって話すことが出来ず、常に隠れてしまうというおかしな行動となり、ナルト本人からは「地味」「暗い」「変な奴」といったネガティブな印象になっていた模様です。
【中忍試験】
2人の関係で最初の大きな転機になったのはナルトやヒナタらアカデミー同期生が一同に参加した昇級試験――後に「木ノ葉崩し」と呼ばれることになる大事件が起きた中忍試験の最中のことです。
第三試験の予選でヒナタは怪我をしたナルトに傷薬(軟膏)を手渡しすることに成功。またこの試験でヒナタは様々な因縁を持つ従兄弟の「日向ネジ」と対戦することになり、そのネジによって試合開始前には心理的に追い詰められ、戦意を無くしかけてしまいます。
しかしナルトの叱咤と声援を受けて奮起。圧倒的な力量差の前に重傷を負わされ敗北はするものの、自らの意思を最後まで貫き通し、その姿を周囲に認めさせます。
その後ナルトがネジに辛勝したことが切っ掛けでネジのヒナタに対する心象は大きく変化し、またヒアシとネジの間にあった確執が解消されたこともあって、ネジとヒナタの関係はこの後急速に好転していきます。
ナルトのお陰でヒナタの周りの環境が一気に改善、好転した訳ですからヒナタがますますナルトに感謝して思慕の情を募らせたのも仕方ありません。
またナルトの方もネジとヒナタの戦いの様子から、ヒナタの評価を「ヘンな奴」から「凄い奴」へと大きく好感にシフトしており、この戦いで見せたヒナタの根性が2人の関係の最初の一歩となったことには間違いないでしょう。
【中忍時代~ペイン戦】
木ノ葉崩しの後サスケの里抜けなど事件が立て続けに起こり、ナルトは自来也と共に修業の旅に出てしまいます。
それから2年、ナルトが久々に木ノ葉隠れの里に帰還した際には既にヒナタは中忍に昇格していました。
やがて暁の本格的な活動も始まり、世界はいよいよ忍界大戦に向かう中、人柱力を奪うべく木ノ葉隠れの里を、ナルトをペイン長門が襲います。
そのペイン戦で窮地に陥るナルトを救うべく、ヒナタはたった一人強敵長門の前に立ち塞がります。
ナルトすら苦戦する圧倒的な長門の力を前に一歩も引かないヒナタは自分の思いの丈を言葉にしてナルトにぶつけるのでした。
ヒナタvsペイン長門
ただし、この時点でナルトはまだヒナタの告白した「好き」の意味が特別なものではなく、友情や親愛の情みたいなものと捉えていたみたいです。
【第四次忍界大戦】
やがてついに忍界大戦が開幕。全ての忍連合とうちはマダラ(うちはオビト)率いる暁との激戦が幕を開けます。これにヒナタも参加。
激しい戦争の中、「もう誰も仲間を死なせない」との決意で戦いに参加したナルトでしたが、目の前でナルトを庇いネジが戦死してしまいます。
打ちひしがれるナルトの頬を叩き、叱咤激励したのはヒナタでした。
命懸けの覚悟と共に散って行ったネジや多くの忍びの仲間達の死を無駄にしないよう、共に前へ歩まんがため――ナルトの後を追いていくのではなく、隣に立って一緒に歩いて行くためにナルトに手を差し伸べるヒナタ。
URL:思考ちゃんねる
そしてナルトはヒナタの手を握り返し、命を捨てて自分を守ってくれたネジの死に報いるため、そして残された仲間達を守るため立ち上がります。
自らの横に、共に立ってくれたヒナタの気持ちに報いるため――共に未来を掴むために。
【映画 THE LAST】
無限月読の発動からの大筒木カグヤ復活と再封印、そしてナルトとサスケの決着、無限月読の世界からの解放――第四次忍界大戦終結後からさらに時は流れ、2年経ったある日、月の落下騒動と前後してヒナタの妹ハナビの誘拐事件が発生します。
事件の首謀者はチャクラの祖・大筒木カグヤの子、月に移住した大筒木ハムラの子孫「大筒木トネリ」でした。
最強の瞳術である「転生眼」を開眼するためハナビの眼を奪い、またハムラの血筋である日向一族で最も彼のチャクラを強く受け継ぐ「白眼の姫」としてヒナタを自分の妻に迎えようとしていたのです。
奪われたヒナタを取り返すべく、そしてヒナタにある言葉を伝えるため、ナルトはシカマル・サクラ・サイら仲間と共に月にある大筒木トネリの居城を目指します。
「…覚えてるか? あの時のこと…ずっと一人で生きてきた… けど仲間がいて、守るべきものにやっと気づいた… だから、オレは何度でも…!」
THE LAST予告
「地球最期の日に誰といたいかって聞かれた時、誰の名前も書けなかったんだ。親のことは知らねーし、友達もいねーし……でも今ならはっきり言える。オレは――」
月を舞台に巻き起こる忍界の英雄ナルトの最後の戦い。それは世界を守るための戦いではなく、愛する者を取り戻すための、他の誰のためでもない、自分のための戦いでした。
URL:Alpha Coders
そして戦いに勝利し地球に帰還したナルトは月灯りが照らす中、ヒナタに自分の気持ちを告白するのでした。
次は、いよいよ【結婚~新うずまき家の主婦として】
■2人の子どもたち(ボルトとヒマワリ)
■ナルトとヒナタがなぜ結ばれることになったのか?なぜサクラとは結ばれなかったのか?
■今後のナルトとヒナタ(うずまき家の展開)
についてです!!