第30位 慶蔵(けいぞう)
猗窩座がまだ人間だった頃、荒くれ者だった彼を更生に導いたのが慶蔵です。
慶蔵は小さいながらも武術道場を運営しており、町に流れ着いた猗窩座(当時は狛治という名前)を道場に連れ込みました。
鬼化してからも延々と強さを求め続けた猗窩座の根元には、師匠にして恩人だった慶蔵の存在があったことは間違いありません。
腕の立つ武術家でありながら、慶蔵は私利私欲のためには力を振るわない出来た人でした。
頼れる大人というか、理想的な恩師というか…とにかく「人間性がカッコイイ人物」だったように思います。
第29位 半天狗(はんてんぐ)
半天狗は、十二鬼月・上弦の肆にあたる鬼です。
追い込まれるほど強い分裂体を生み出すという厄介な能力を持っており、作中では空喜・積怒・哀絶・可楽・憎珀天と本体を合わせた6体が登場しました。
こちらに挙げた画像は「憎珀天」のものになります。
本体は醜い老人の姿なので、このランキングでも下位にふさわしい感じなのですが…
半天狗の場合、分裂体がかなりカッコイイんですよね。特に最強の分身・憎珀天はラスボスでも納得できるくらい最高のデザインなのでややこしい。
とりあえず今回は憎珀天のルックスで評価してこの順位にしておきました。本体基準だったら下から5番目くらいです。
第28位 魘夢(えんむ)
魘夢は十二鬼月・下弦の壱を務めていた鬼です。
性格的には鬼滅の刃でもトップクラスのクレイジー野郎で、「他人の不幸を見るのが好き」だけが行動原理。
無惨の手で自分が殺されそうになった時でさえ、他の鬼たちが苦しむ様を見られて満足だと語っていました。
性格はちょっとアレですが、中性的な見た目がウケているキャラでもありますね。
初登場時は女性説もあったのですが、スピンオフやアニメの描写によって男性キャラであることがほぼほぼ確定しています。
第27位 煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)
鬼殺隊の最強戦力「柱」で”炎柱”として活躍していた煉獄杏寿郎、その父親にあたるのが煉獄槇寿郎です。
諸事情で引退しましたが、彼もかつては”炎柱”として鬼殺隊に在籍していた過去があります。
31位の千寿郎もそうでしたが、煉獄家はかなり遺伝子が強い一家ですね…
表情が違うので見分けられますが、油断したら同一人物かと思いそうなくらいそっくりです。
顔は親子そろってほぼ同じなので、オジサマ好きな方は槇寿郎、若い子好きは千寿郎のファンになるかも。
第26位 鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
鱗滝左近次は元”水柱”の剣士で、炭治郎や義勇の師匠にあたる人物です。
厳しいだけでなく非常に優しい人物でもあり、禰豆子もかなり懐いている様子。
常にいかつい表情の天狗の面を被っているのは、素顔が優しすぎるため鬼に舐められてしまうからなんだとか。
まだ素顔が明かされていないのでこの順位にしましたが、鱗滝さんは絶ッッッ対にカッコイイと思うんですよね(断言)
鬼滅の刃が最終回を迎えるまでにはきっと仮面を外してくれると信じて、続報を待ちたいと思います。
第25位 伊黒小芭内(いぐろおばない)
伊黒小芭内は”蛇柱“の二つ名を持つ「柱」です。
蛇のようにネチネチとした性格をしており、炭治郎や禰豆子に対しても当初から嫌味ったらしい言動を取っていました。
しかしこれでも鬼殺隊の中では常識人寄りで、この性格も甘露寺いわく「ネチネチしていて素敵」とのこと。
ちょっと目つきが怖いですが、ミステリアスなオッドアイが素敵ですね。
本編では口元の包帯を外した姿も描かれているのですが…このあたりは彼の出自に関わるネタバレなのであまり触れないでおきます。
第24位 粂野匡近(くめのまさちか)
粂野匡近は、”風柱”こと不死川実弥の兄弟子にあたる人物です。
不死川と2人で当時の下弦の壱を倒す功績を残していますが、その際に受けた傷が原因で死亡しました。
登場回数は非常に少ないものの、女性人気の高いキャラクターでもありますね。
鬼狩りの厳しい世界に身を置きながら、粂野匡近はいつも穏やかに笑う優しい人物だったとされています。
故人なので再登場は厳しいと思いますが、もし今後も出番があるならさらに人気が高まることは間違いないはず。
第23位 轆轤(ろくろ)
十二鬼月・下弦の弐の鬼として登場したのが轆轤。
例の無惨様ブチ切れ事件で殺されてしまったため詳細がわからないのですが、数いる鬼の中でもトップクラスの実力者だったと見られます。
なかなかキャラも立っていたのに、まさか名乗ることもなく殺されるとは…
鬼なので実年齢はわかりませんが、外見上は30~40代に見えますね。
長髪に顎髭を蓄えたナイスミドルという感じで、個人的にはシンプルにカッコイイと思うんですがどうでしょうか。
どことなくオダギリジョーっぽい雰囲気ありません?
第22位 時透有一郎(ときとうゆういちろう)
時透有一郎は、”霞柱”こと時透無一郎の双子の兄です。
双子だけあって顔はそっくりですが、弟に比べると口が悪く厳しい性格をしています。
しかし11歳の頃に死亡してしまったため、現在は回想シーンにしか登場しません。
双子なのでカッコよさの優劣をつけるのは難しいところですが、今回は無一郎のほうを上位とさせて頂きました。
有一郎は早くに亡くなっているので、無一郎のほうが男性として深みのある成長を遂げていると思います。
第21位 猗窩座(あかざ)
猗窩座は十二鬼月・上弦の参にあたる鬼で、別名を「拳鬼」といいます。
不老不死に近い鬼の寿命を全て「修行」に充てており、100年以上の修練の果てに徒手空拳最強の座に君臨しています。
他の鬼が搦め手のような能力を使う中、猗窩座は血鬼術さえ「身体強化」というシンプルな方向につぎ込んで強くなりました。
猗窩座は敵ながら、ただ強さだけを追い求め続けるという王道のカッコよさがありましたね。
鬼になる前のエピソードを知るとさらに猗窩座の印象が良くなるので、未読の方はぜひVS猗窩座戦をチェックしてみてください…!
第20位 童磨(どうま)
童磨は十二鬼月・上弦の弐に君臨する鬼です。
遊び人のような風体ですが、実際には作中でも最上位クラスの強さを隠しています。
初登場時は上弦の陸だったのですが、「入れ替わりの血戦」に勝利してNo.2にまで上り詰めました。
童磨は人間時代の記憶を丸々残している珍しいケースの鬼なのですが、もともとサイコパスだったため人間性は皆無に等しいです。
しかし記憶が残っているので人間のフリをするのが上手く、鬼化してからも新興宗教の教祖として暮らしていました。
見た目も優男風ですし、人心掌握にも長けているので大層モテたことでしょうね。
第19位 不死川玄弥(しなずがわげんや)
炭治郎と同時期に最終選別を乗り越えた青年、不死川玄弥。
初期は暴力的な性格で炭治郎とぶつかったこともありましたが、奇人だらけの鬼殺隊に入ったことでむしろ一番の常識人と化しました。
問答無用で童女をぶん殴るような荒くれものがツッコミ役に回るとは誰が予想できたのか…
ちょっと特徴的…というか鬼では?と思うような険しい表情をしていますが、それもひっくるめてカッコイイと思った読者は多いはず。
大正時代の人間とは思えないほどパンクな髪型もよく似合っていますね。
第18位 鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)
鋼鐵塚蛍は、炭治郎の日輪刀を打った専属刀鍛冶です。
刀を愛するあまり、自分が打った刀が粗末に扱われた場合は激怒して襲い掛かってきます。
炭治郎はわりと頻繁に刀を折ってしまうため、鋼鐵塚に包丁で斬りかかられることもしばしば…
他の刀匠たちと同じくひょっとこの面を被っているため、長らくどんな顔なのか不明なままでした。
しかし本編中に仮面が割られて素顔が明らかになると「イケメンすぎる」と話題になり女性ファンが急増。
刀鍛冶としての生き様の凄さも相まって、今では鬼殺隊の上位剣士たちに勝るとも劣らない人気キャラに昇格しています。
第17位 竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう)
炭治郎や禰豆子の父親にして、ヒノカミ神楽の継承者であった竈門炭十郎。
生まれつき病弱であったため物語の開始時点で死亡していましたが、鬼滅の刃という作品にとって重要な人物の一人でもありますね。
顔つきは炭治郎によく似ていますが、病弱なためか少しやせ細っています。
しかし体の弱さとは裏腹にヒノカミ神楽の熟練度は炭治郎よりも上だったらしく、もしも健康でさえあれば炭治郎以上の剣士になっていた可能性も…
主人公たちの親世代に人気キャラの多い本作ですが、炭十郎もまた生きていたら今の何倍も人気があっただろうと断言できるキャラクターです。
第16位 愈史郎(ゆしろう)
愈史郎は鬼の青年ですが、無惨ではなく珠世によって鬼化させられた唯一の存在です。
そのため鬼でありながら無惨の呪いを受けておらず、珠世ともども人間と協力関係にあります。
人間時代は不治の病に侵されていたとのことですが、鬼化後は病弱のびの字も感じられないほどの健康体になっています。
目つきが鋭く口も悪いですが、これでいて仲間思いな一面もあるのでファン人気も高いキャラクターです。
“キューティクル村田”の異名でお馴染み村田さんに匹敵するほどのサラサラヘアーも特徴的。
第15位 累(るい)
累は十二鬼月・下弦の伍に数えられていた鬼で、通称を「蜘蛛鬼」といいます。
ファンからは”パワハラ柱”と呼ばれるほど部下に厳しい無惨が気に入っている数少ない鬼でもあり、他の鬼とは比べ物にならないほど自由に暮らしていた様子。
家族の絆というものに異常な執着を見せるため、那田蜘蛛山では適当な鬼を捕まえて強制的に家族に仕立て上げていました。
考えても見れば子供型の鬼でここまで強い個体はけっこう珍しいですね。
見た目は小学生くらいですが並みの鬼殺隊員が束になっても敵わない程度には強かったため、作中でも特に印象深い敵キャラの一人となりました。
鬼らしくイカれた思想に憑りつかれてはいるものの、見た目のカッコよさも相まって女性人気の高い人物です。
第14位 産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)
産屋敷輝利哉は、鬼殺隊の最高管理者たる産屋敷家の98代目当主です。
父親にして先代当主の産屋敷耀哉から役目を受け継ぎ、僅か8歳にして鬼殺隊のトップの座に就いています。
産屋敷家の男子は13歳まで女の子として育てられるという風習があるため、初登場時は女性物の着物を着ていました。
その女装姿は他の姉妹たちと見分けがつかないほど美しく、男の娘であることが明かされた時には一部の男性読者たちの新しい扉を開いてしまったとか何とか…
女装していても可愛く見えるというのは、もとの素材の良さがあっての賜物ですね。
第13位 炭吉(すみよし)
炭吉は竈門家の祖先で、炭治郎たちから見て400年ほど前の人物です。
経緯は不明ですが”始まりの呼吸”の剣士である継国縁壱の知人であったため、回想シーンに登場することがあります。
直接の祖先というだけあって、炭吉の顔は炭治郎に瓜二つ。
父親である炭十郎も炭治郎によく似ていましたが、それ以上の似方…というか生まれ変わりなんじゃないかと疑うレベルです。
今の炭治郎よりも年齢が上なので大人びていてカッコイイですが、戦いぶりのカッコよさを加味して今回は炭治郎よりも下につけておきます。
第12位 鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)
鬼殺隊が追い続ける最強の敵、鬼の始祖にして諸悪の根源が鬼舞辻無惨です。
炭治郎にとって家族の仇であることはもちろん、鬼殺隊の多くの剣士たちが彼に恨みを抱いています。
血鬼術なのか身体的特徴なのかは不明ですが、無惨は自在に姿を変える能力を持っています。
ベースは30歳前後の男性の姿だと見られますが、時には利発そうな少年の姿になったり、美しい女性の姿で登場したこともありました。
頻繁に姿を変えるものの、どれも整った顔立ちをしているのが特徴です。ちなみに無惨様、海外のファンからは「マイケルジャクソン」と呼ばれていたりします。
第11位 産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)
産屋敷耀哉は鬼殺隊の最高管理者であり、産屋敷家の97代当主にあたる人物です。
鬼殺隊の面々からは「お館様」と呼ばれ親しまれており、戦闘能力は皆無にも関わらず隊士たちから厚く尊敬されています。
異能に匹敵するほどの人心掌握能力と、未来予知に近い先見の明を持った正に”天才”です。
顔の大部分に焼け爛れたような痣があり、その容姿はともすればグロテスクにも思えます。
しかしそれを補って余りあるほど優れた立ち居振る舞いのおかげで、見た目に関係なく「カッコイイ」と思えてしまう稀有な人物です。
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かっこいいーーーーーーーー