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100位 黒鋤 雷牙
黒鋤 雷牙(くろすき らいが)は霧隠れの里に所属していた上忍です。
霧隠れの暗部「追い忍」に所属する忍でしたが、林檎雨 由利が病死したことをキッカケに忍刀七人衆に加入、雷刀・牙を受け継いでいます。全盛期には「霧隠れの雷人」の異名で知られていた実力者です。
マイト・ダイが忍刀七人衆と交戦した際に立ち会った一人でもあり、八門遁甲を全開放したマイト・ダイと戦って辛くも生き延びています。
ただし実力で生き延びたというよりはマイト・ダイが力尽きるまでに運よく逃げ延びたといった感じだったらしく、黒鋤 雷牙の中で当時の戦闘の記憶は大きなトラウマになっています。
他の忍刀七人衆と比べると少々弱い印象があるため、ファンの間では「林檎雨 由利が病死しなければ、黒鋤 雷牙が雷刀・牙を受け継ぐことはなかった」というのが定説になっています。
99位 サムイ
サムイは雲隠れの里の上忍です。自ら小隊を率いる実力者であり、彼女の配下にはオモイやカルイが所属していました。
常に冷静沈着な戦闘スタイルは雷影にも高く評価されており、忍界大戦では金角銀角兄弟の忍具を冷静に分析していました。
ただ、結局は金角銀角兄弟の策略にハマって紅葫蘆に吸い込まれてしまったり、ヤマトに発信機を仕掛けられたことに気付かなかったりと詰めが甘い一面もある様子。
98位 テマリ
テマリは砂隠れの里のクノイチで、初登場時は下忍でしたが最終的には上忍まで階級を上げています。
我愛羅とカンクロウの姉にして、四代目風影・羅砂の実娘でもあるテマリ。血継限界などはありませんが、卓越した戦闘センスはさすが名門の血筋といった感じです。
身の丈ほどもある巨大な鉄扇を背負っており、この扇を使って起こした風を利用する風遁系の忍術を得意としています。
勝気な性格をしてはいますが意外と計算高く、こと戦闘においても油断や慢心で隙を見せることが少ないあたりがテマリの強さの秘訣なのかもしれません。
97位 西瓜山 河豚鬼
西瓜山 河豚鬼(すいかざん ふぐき)はかつて忍刀七人衆に所属していた男です。
現役時代は「大刀・鮫肌」を使っており、自ら持ち手を選ぶ大刀・鮫肌にもしっかり気に入られていたようです。
髪の毛を針状にして飛ばす忍術も使うことができますが、大刀・鮫肌を持たない状態ではそれほど強くありません。
穢土転生で蘇生された際には素手だったため、他の穢土転生体とは違いアッサリ封印されてしまっています。
また、彼はかつて干柿鬼鮫に殺害されていることから、そもそもの実力が鬼鮫以下であったことが確定しています。
96位 うちはフガク
うちはフガクは木ノ葉隠れの里出身の忍です。サスケとイタチの父親にあたり、里では警備部隊隊長として名の知れた存在でした。
さらに万華鏡写輪眼も開眼していたため、他里の忍には「兇眼のフガク」の名で恐れられていました。
当時のうちは一族筆頭とも言うべき実力者でしたが、木ノ葉隠れの里に対してクーデターを起こそうと画策したことが原因で殺害されています。
フガクを殺害したのは他ならぬイタチでしたが、単純に戦闘能力で負けたというより、息子の裏切りを予測できなかったという側面が大きいようです。
95位 鬼灯 水月
鬼灯 水月(ほおずき すいげつ)は、大蛇丸の獄に封じられていた元・霧隠れの里の忍です。
忍刀七人衆を復興させ自らリーダーになることを夢見ており、実際「鬼人・再不斬の再来」と評されるほど刀の扱いに長けていました。
さらに特筆すべきは、彼独自の水遁忍術「水化の術」を使えることでしょう。自分の体を液状に変化させることでほとんどの物理攻撃を無効化してしまうため、防御性能では他の忍を圧倒していたと言えます。
ただし雷遁には全くといっていいほど耐性がないことや、単純な性格が災いして攻撃を読まれやすいことなど弱点も多く、結局いつの間にか「再不斬よりは格下」という扱いを受けてしまうハメになりました。
94位 ドダイ
ドダイは雲隠れの里の忍で、階級は上忍にあたります。三代目雷影の時代には側近として活躍しており、戦闘においては血継限界の「熔遁」を使います。
熔遁は四代目土影・黒ツチも使いますが、黒ツチの熔遁が「セメント」を操る術なのに対し、ドダイの熔遁は「ゴム」を操るという違いがあります。
口から噴き出したゴムで土遁の壁を補強したり、巨大なゴム玉を作って陽動に使ったりとトリッキーな攻撃で相手を翻弄します。
またドダイは戦闘に勝つための判断力が非常に高いのも特徴です。
忍界大戦では「ナルトの影分身の方がそこらの下忍~中忍よりも戦力になる」という理由から数名の忍の命を犠牲にしてナルトの影分身を助けた描写もあり、勝つためには手段を選ばない男だったことが見て取れました。
93位 サイ
サイは木ノ葉隠れの暗部養成機関「根」に所属していた忍です。サスケが抜けたあとカカシ班の補充要員として登場しました。
得意とする忍術は巻物に描いた動物の絵を実体化させて操る「超獣戯画」で、実体化させた鳥の絵に乗って空を飛び回ることも可能です。
ダンゾウからは「里の同世代の誰よりも強い」と評されており、暗部時代には上忍を含めた霧隠れの里の忍数人を暗殺した実績もあります。
暗部の忍なので階級は定かではありませんが、複数忍の上忍を暗殺した経歴を考えると、並の上忍よりは遥かに強いと考えてよいのではないでしょうか。
92位 山中いのいち
山中いのいちは木ノ葉隠れの里の上忍です。
ナルトらと同期である山中いのの父親であり、奈良シカク・秋道チョウザとスリーマンセルを組んで「猪鹿蝶」としても活動していました。
「山中一族」の出身だけあって、秘伝忍術の「心転身の術」や「心乱身の術」などを駆使して戦闘に参加します。
相手の精神を支配する術を得意としますが、術の発動中は身動きが取れなくなるため、単独での戦闘よりも後方支援に向いている忍だといえます。
後方支援型の能力を活かし、忍界大戦では情報部隊の隊長として活躍しています。
91位 ウタカタ
ウタカタは霧隠れの里に所属していた忍です。作中では既に故人となっていましたが、生前は「六尾(犀犬)」の人柱力でした。
六尾はナメクジのような姿をした尾獣で、触れたものを瞬時に腐食させるガスを吐くことができます。
この能力を制御することができればウタカタも作中上位の強さになっていたと思われますが、残念ながら彼は六尾を制御できていたわけではなかったようです。
そのため、ウタカタは尾獣の力に頼らず自力で戦うことが多かったようです。ウタカタの水遁はシャボン玉状に練ったチャクラを操る特殊な術で、強酸性のシャボン玉を飛ばすことで広範囲攻撃を可能にしていました。
90位 栗霰 串丸
栗霰 串丸(くりあられ くしまる)はかつての忍刀七人衆の一人です。「長刀・縫い針」を使いこなし、相手を糸(ワイヤー)で縫い合わせて捕縛する戦いを展開していました。
また彼は非常に残忍な性格をしており、長刀・縫い針で捕縛した相手を生きたまま拷問することを楽しんでいました。
そんな性格ゆえ、同時期に忍刀七人衆に所属していた無梨甚八と合わせて「非情コンビ」と呼ばれることも。
霧隠れでは暗部にも所属していたため戦闘力は相当高かったとみられる栗霰 串丸ですが、最後にはマイト・ダイに敗北してこの世を去ったとみられます。
89位 猿飛アスマ
猿飛アスマは木ノ葉隠れの里の上忍で、シカマル・いの・チョウジらの直属の上司にあたる忍です。
三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子だけあってそのポテンシャルは高く、かつては「火の国」の大名を護るために集められた精鋭・守護忍十二士の一人にも選ばれていました。
戦闘における実力はカカシにも劣らないと言われており、作中では9人もの音忍を一瞬にして殲滅してしまったこともありました。
うちはイタチ・干柿鬼鮫が里に攻め込んできた際にも、カカシ達と協力して彼らを退却に追いやっています。
ほとんど不死身に近い能力を持つ飛段&角都のコンビに殺害されてしまったものの、これに関しては敵との相性が悪すぎたと言わざるを得ません。
88位 枇杷 十蔵
枇杷 十蔵(びわ じゅうぞう)はかつて忍刀七人衆に所属していた男です。
後に再不斬らが持つことになる「断刀・首切り包丁」の前任者であり、その戦闘力は再不斬にも決して劣っていませんでした。
霧隠れの里を代表する忍の一人として知られていた枇杷 十蔵ですが、後年には里を抜けて暁に入りました。
暁ではイタチの最初のパートナーとして行動し、共に任務を遂行していったことが明らかになっています。
イタチと組まされるだけあってかなりの実力者でしたが、霧隠れの里を抜けたことが原因で四代目水影・やぐらに殺害されてしまっています。
87位 カンクロウ
カンクロウは砂隠れの里の忍で、我愛羅の実兄にあたる人物です。初登場時は下忍でしたが、忍界大戦時にはすでに上忍に昇格しています。
使用する忍術は全て傀儡を扱うことに長けた傀儡忍術で、傀儡を盾にして身を守ったり、前線に傀儡を送り込んで暴れさせたり、傀儡に仕込んだ毒針で相手の動きを封じたり…と多彩な戦い方を得意としています。
サソリ・チヨバア亡きあとは忍界随一の傀儡師に成長しており、サソリが使っていた最後の傀儡「サソリ」、チヨバアが生前最後に使っていた「父」「母」の2体の傀儡も受け継ぎました。
86位 君麻呂
君麻呂は、音の五人衆の影のリーダーです。ただし多由也・左近・次郎坊・鬼童丸ら4人と同じグループに配置することが不自然なほどケタ違いの実力を持っていました。
君麻呂は体内の骨を自由自在に操り、皮膚から突出させた骨を武器や盾の代わりに使う血継限界「屍骨脈(しこつみゃく)」を使うことができます。
さらに大蛇丸から呪印も与えられているため、単独でナルト・リー・我愛羅の3人を相手取れるほど強く、順当に成長していれば影クラスの実力を身につけていたと推測されます。
ただし初登場時にはすでに病に冒されており寿命が尽きる寸前で、作中でも戦いの最中に体力を使い切って死亡してしまいました。
純粋な戦闘能力で言えば上位だったと思われますが、今回は病気のことを考慮してこのランクに留まりました。
85位 ロック・リー
ロック・リーは木の葉隠れの里の忍で、階級は中忍です。
自称は「木ノ葉の美しき碧い野獣」ですが、周囲からは「努力の天才」と呼ばれるほどの真面目でひたむきな男ですね。
忍術の才能も幻術の才能も全く無いという不遇な生まれにも関わらず、「体術だけでも立派な忍になれることを証明する」という信念のもと修行を重ね、結果として途轍もない戦闘能力を手に入れています。
特に「八門遁甲」で肉体のリミッターを解除したときの戦闘力は凄まじく、6番目の「景門」まで開いたときの戦いぶりには四代目火影・ミナトですら驚愕していたほどです。
84位 オモイ
オモイは雲隠れの里の中忍です。常にネガティブな発言ばかりしていますが戦闘センスは高く、雲流剣術を用いた近接戦闘では大きな戦力になります。
ただでさえ完成度の高い剣術に加え、刀に雷遁を帯びさせるというトリッキーな戦法も使います。
アニメ版では忍刀七人衆・林檎雨由利とも交戦し、苦戦の末になんとか勝利を収めています。
その戦闘で林檎雨由利から雷刀・牙を受け継いだため、最終回時点では五代目雷影・ダルイの護衛にまで出世していました。
五影の護衛として会談に同行した忍は後の五影になることが多いため、オモイもまた未来の五影候補だといえるでしょう。
83位 黄ツチ
黄ツチは岩隠れの里に所属する忍で、階級は上忍です。三代目土影・オオノキの実の息子であり、同時に四代目土影・黒ツチの父親でもあります。
親子三代で彼だけが土影になっていないのが物悲しいところですが…これはオオノキの在任期間が長すぎたのが原因なのかもしれません。
土影にこそなっていませんがその実力は確かなもので、忍界大戦においては第二部隊の隊長に任命されていました。
高度な土遁忍術を得意としており、十尾が尾獣玉を撃った際には黄ツチの「土遁・煉瓦の術」が多くの忍の命を救っています。
82位 秋道チョウザ
秋道チョウザは木ノ葉隠れの里の忍で、階級は上忍です。ナルトとは同期にあたる秋道チョウジの実の父親であり、かつてはマイト・ガイや不知火ゲンマの担当上忍を務めたこともありました。
奈良シカク・山中いのいちと組むスリーマンセルは「猪鹿蝶」として知られています。
秋道一族の秘伝忍術である「倍化の術」を使った近接戦闘を得意とし、本気を出せば付近の建物を越えるほどのサイズまで巨大化することが可能です。
登場回数が少なめとはいえ、作中ではペインくらいにしか敗北していないため、上忍の中でも強い部類に入る忍だったと思われます。
81位 パクラ
パクラは砂隠れの里に所属していたクノイチです。岩隠れの里の忍と勇敢に戦って死んだ英雄…ということになっていますが、実際には霧隠れの里との外交の材料として暗殺されています。
生前は血継限界「灼遁」を使うことで活躍していました。
灼遁は火遁と風遁の性質を併せ持ち、長時間に渡って高熱を放ち続けることが可能な術です。
通常の火遁はそれほど長持ちしないため、灼遁は長期戦においても非常に使い勝手の良い術だといえます。
80位 通草野 餌人
通草野 餌人(あけびの じにん)はかつての忍刀七人衆の一人です。「鈍刀・兜割」を使ったパワフルな戦闘スタイルから「霧隠れの鉄槌」という異名で呼ばれていました。
鈍刀・兜割は刀というよりも、ハンマーと斧がくっついたような特殊な形状の武器です。
ハンマー部分で相手の防具を砕いてから斧で斬りつける…という戦い方をするため、彼の前では防具も防御もあまり意味を成しませんでした。
かなり攻撃的で強い忍でしたが、マイト・ダイの八門遁甲の前に敗れ死亡したと見られています。その後、穢土転生によって一時は復活しますが、その際にはカカシとの戦闘で敗れ再び封印されるハメになりました。
79位 日向ヒアシ
日向ヒアシは木ノ葉隠れの里の名門・日向一族の当主です。
また日向ヒナタ・日向ハナビの父親にして、日向ネジの父親にあたる日向ヒザシの双子の兄にあたります。
「日向は木ノ葉にて最強!」が口癖で、もちろんそう言うのに相応しいだけの実力も兼ね備えています。
日向一族の血継限界である「白眼」を持っている他、ネジに負けじとも劣らない完成度の「八卦掌・回天」を駆使して戦います。
78位 日向ヒザシ
日向ヒザシは木ノ葉隠れの里の名門・日向一族の分家の忍です。
本家の当主である日向ヒアシの双子の弟であり、日向ネジの実の父親にあたります。
ナルトが忍になるよりも遥か前にヒアシの影武者として殺害されてしまったため、本編では活躍の場が少なかったヒザシ。
しかしネジの父親だけあってその実力は確かだったようで、忍界大戦で穢土転生された際には宗家の技である「八卦掌・回天」を見事に使いこなしていました。
ファンの間では「実はヒアシより強かったのではないか」と考察されることも多い人物です。
77位 ガリ
ガリは岩隠れの里に所属していた忍で、作中ではすでに故人となっています。しかし忍界大戦において穢土転生で復活させられ、雲隠れのオモイらと交戦していました。
ガリが使うのは「爆遁」と呼ばれる血継限界です。
デイダラが使った「自称爆遁」ではなく正真正銘の爆遁であり、拳で殴り付けた物体を内側から爆砕するという厄介な能力になっています。
つまりガリを相手に近接戦闘を行うのは非常に危険で、直接殴りつけられれば即死、武器を殴り返されれば一発で破壊…とかなりチートな能力設定になっています。
76位 白ゼツ
体色の白いゼツを「白ゼツ」と呼称します。ゼツは元々左右で違う人格を持つひとつの個体でしたが、原作後半あたりからは白ゼツと黒ゼツに分離して行動することが多くなりました。
白ゼツの特性は、なんといっても「胞子の術」「成り代わりの術」による個体増殖ではないでしょうか。
この2つの術を使うことで白ゼツは記憶・意識を共有したクローンを大量に生み出すことができ、忍界大戦では10万体もの白ゼツが忍連合軍と戦いました。
一体一体は上忍に瞬殺される程度の戦闘力しかありませんが、なまじ数が多いだけに恐るべき戦力となっていました。
75位 無梨 甚八
無梨 甚八(むなし じんぱち)はかつての忍刀七人衆の一人です。「爆刀・飛沫」の使い手であり、大量の起爆札で相手を爆死させることを得意としていました。
同じく忍刀七人衆に属する栗霰 串丸とコンビを組んで戦うことも多く、穢土転生で蘇った際には絶妙なコンビネーションでカカシとガイを追い詰めました。
最終的には奈良エンスイの援護によってカカシに敗北してしまいましたが、1対1での戦いならカカシを倒せていたかもしれない…と言っていいくらいの実力者です。
74位 奈良シカク
奈良シカクは木ノ葉隠れの上忍で、奈良シカマルの父親です。秋道チョウザ・山中いのいちと組んで行われる「猪鹿蝶」の強力なコンビネーション技で戦闘に参加します。
シカマル以上に頭がきれる人物であり、木ノ葉隠れの里では主に政治や戦闘指揮を担当していました。
「木ノ葉一の策士」の名で他里にも知られており、忍界大戦では忍連合軍の総指揮まで任されています。
奈良一族の秘伝忍術「影縛りの術」「影首縛りの術」などを駆使する他、奈良一族秘伝の薬剤調合や豊富な忍術知識で仲間をサポートすることもできます。
73位 日向ネジ
ネジは木ノ葉隠れの里の忍で、ヒナタらと同じ「日向一族」の血を受け継いでいます。
日向一族の血継限界「白眼」を使うことができるのはもちろん、点穴を突いて相手のチャクラの流れを断つ技術に長けているため接近戦では無類の強さを誇ります。
下忍時代は「木の葉の下忍で最強の男」と評され、名門・日向一族のなかでもトップクラスの才能と実力を有していました。
最終的には木の葉の上忍にまで昇進し、忍界大戦においても10万体のゼツを相手に戦い切るなど多大な功績を残しています。
72位 フウ
フウはかつて滝隠れの里に所属していたクノイチです。「七尾(重明)」を体内に宿した人柱力であり、また唯一の五大国出身者ではない人柱力となっています。
七尾はカブトムシのような姿で、7本の尾のうち6枚が羽のような形状をしているため自在に飛び回ることができます。
飛行能力を持つ唯一の尾獣であり、その人柱力であるフウも七尾の力を使って飛ぶことができます。
また「鱗粉隠れの術」を使って相手の視界を奪うなど、他の人柱力と比べるとややトリッキーな戦い方を好んでいたようです。
七尾の力を上手く使っていたフウですが、作中では角都に破れて死亡しています。
71位 重吾
重吾(じゅうご)は大蛇丸配下の忍で、里抜けした後のサスケや水月と行動を共にしていました。
普段は温厚で無駄な殺生を好まない青年ですが生まれつき強い殺人衝動を抱えており、前触れなく凶暴化しては戦闘を初めてしまう性質を持っていました。
音の五人衆やサスケが持っていた「呪印」は重吾の体を研究して作られたもので、反則的パワーアップ技である呪印の唯一の「オリジナル」にあたるのが彼ということになります。
後天的に呪印を与えられたメンバーに比べ、生まれつき呪印を持っていた重吾は力の使い方が上手く、体の一部分だけを呪印変化させたり、他人に自分の血肉を分け与えたり…といった多彩なアクションが可能になっています。
その後、呪印は「仙術」に由来する性質だということが明らかになっています。
つまり重吾は、ナルトですら過酷な修行で手に入れた仙術を、最初から使うことができた数少ない忍でもあるのです。
70位 奈良シカマル
奈良シカマルは木ノ葉隠れの里に所属しており、主要キャラの中では最も早く中忍に昇格した才能ある忍です。
IQ200以上という卓越した頭脳で戦術を組み立て、自分より力量が上の相手に対しても意表を付くような作戦で勝利を収めてしまうような天才性を兼ね備えています。
また奈良一族の秘伝忍術である「影真似の術」を使うことで、いのやチョウジと連携して敵を倒すシーンも多くみられました。
猪鹿蝶トリオによる影真似の術→心転身の術→肉弾戦車という流れは、NARUTOという作品の中でも最も有名な連携のひとつですよね。
最終的には火影となったナルトの補佐という形で里の運営に関わるようになっており、実質的に「木の葉隠れのナンバー2」と言える立場にまで成長しています。
69位 グルグル
グルグルは柱間細胞を培養して作られたとされる謎の生物です。
明るい性格で人並みの知識も有していますが、とても人間とは言い難い異形をしています。見た目こそ少し違いますが、白ゼツと同じような生態をしているのが特徴です。
柱間細胞で出来ているため「木遁」を使うことができ、忍界大戦の終盤では木遁・真数千手を発動して忍連合を蹂躙しました。
68位 三代目水影
かつて霧隠れの里を治めていた三代目水影です。本名・戦闘スタイル等あらゆる情報が不明瞭で、歴代五影の中で最も謎の多い人物となっています。
ただ、初の五影会談の際に初代水影が「二代目水影(鬼灯幻月)」ではなく後の三代目水影を護衛に選んでいることから、彼が戦国時代よりの猛者であったことが伺えます。
結果として二代目水影の座は鬼灯幻月に取られてしまったようですが、彼に匹敵するほどの実力者であったことは間違いないでしょう。
67位 加藤ダン
加藤ダンは木ノ葉隠れの里に所属していた忍です。五代目火影・綱手の恋人であり、シズネの叔父にあたる人物でしたが、かつての戦争中の任務で命を落としています。
「霊化の術」で自分の体から霊体を抜いて相手にとり憑くことができます。
この術はとり憑いた相手を「操る」のではなく「殺す」術であり、ダンは戦時中にこの術を使って多くの敵を殺めています。
いくら特殊な防御術を持っている忍でも霊体を躱すことは困難であるため、霊化の術は回避困難&初見殺しの必殺技として機能します。
66位 ヤマト
ヤマトは木ノ葉隠れの忍で、サイと同じく元・カカシ班の補充要員という形で本編に登場しました。綱手いわく「三代目在任の時からの暗部の一番の使い手」なので実力は折り紙つき。
ヤマトは過去に大蛇丸の実験体として扱われていたことがあり、「初代火影・柱間細胞」を埋め込まれた唯一の生き残りであるため、非常に貴重な血継限界「木遁忍術」が使える数少ない人物です。
薬師カブトに連れさられてしまったため物語後半では活躍の場がほとんどありませんでしたが、本来は木遁忍術のおかげで尾獣すらも押さえ込むことのできるとんでもないポテンシャルの持ち主だったりします。
…尾獣を押さえ込める、ということが連れ去られた原因でもあるのですが。
65位 ハン
ハンはかつて岩隠れの里に所属していた忍です。暁に敗北して死亡してしまいましたが、生前は「五尾(穆王)」を体内に宿した人柱力でもありました。
「蒸気の力を駆使して戦うスチーム忍者」とされており、その能力の秘密は「沸遁」にあると思われます。
六道仙人モードのナルトが五尾の力を使って「沸遁・怪力無双」の術を使ったシーンがありましたが、この技は本来ハンのものだったと推察されます。
「沸遁・怪力無双」は全身の力を一時的に引き上げる術であり、ハンも怪力の忍として描かれていたので間違いないでしょう。
九喇嘛モードのナルトから「スゲー力」と評されていることからも、ハンのパワーがいかにケタ外れだったのかがわかります。
64位 二代目雷影・エー
二代目雷影・エーは、かつて雲隠れの里を治めていた人物です。
初代と同様「エー」を名乗っていますが、これは歴代の雷影に受け継がれる称号のようなものなので本名は別にあるようです。
戦闘に長けた忍の多い雲隠れの里のトップだけあって、二代目雷影も戦闘力は相当に高かったと見られます。
しかし二代目雷影は金角銀角兄弟が起こしたクーデターで死亡しているため、歴代の雷影に比べるとやや劣る印象があります。
63位 飛段
飛段(ひだん)はもともと湯隠れの里の忍でしたが、里を抜けてからは暁に所属しています。「ジャシン教」というカルト宗教に傾倒しており、教義に沿って人々を殺戮し続けていました。
「不死身の体」というチート級のスペックを持っており、首をはねられようが心臓を突かれようが、直接的な攻撃で死ぬことはありません。
作中では全身をバラバラに切り刻まれたあげく地中に埋められることで敗北しましたが、それでも「死亡したわけではない」というあたりが脅威的です。
ただし作者いわく「栄養を取らないと死ぬ」とのことなので、生き埋めにされてから数週間後には死亡したものと思われます。
62位 沙門
沙門(しゃもん)は、かつて砂隠れの里を治めた二代目風影です。
戦闘描写が無いため使用する忍術は不明ですが、傀儡忍術を研究していたためその系統の術が使えたのではないかと推測されます。
我愛羅に宿っていた尾獣・守鶴を兵器化する実験を始めたのがこの男で、砂隠れの里を軍事国家に変えた立役者でもあるとされています。
政治力は確かだったようですが、三代目風影が「歴代最強の風影」とされていることから必然的に三代目風影やサソリには劣っていたと考えられます。
61位 デイダラ
デイダラは岩隠れの里の抜け忍で、初登場時には暁に所属していました。
忍者としてよりも「芸術家」としての信念が強い男で、チャクラを練りこんだ粘土で様々な造形品を創り上げ、それを躊躇なく爆破することを生きがいとしています。
岩隠れの里を追われたのも「チャクラを物質に練りこむ」という里の禁術を盗んだためであり、抜け忍となってからは禁術を思うがままに使って芸術品を作り上げていました。
彼の忍術は「爆発」という単純なものですが、その気になれば大国の主要都市を一撃で消し飛ばすほとの威力を出すこともできるため、単体の攻撃力だけで言えば作中でも最強クラスに入るといえるでしょう。
60位 二位ユギト
二位ユギトは、雲隠れの里に所属していたクノイチです。生前は体内に「二尾(又旅)」を宿す人柱力でした。
わずか2歳にして人柱力にされてしまった彼女は、厳しい修行の末に二尾を制御することに成功しています。
幼い頃はナルトと同じように忌み嫌われていたようですが、二尾を制御できるようになってからは里の者たちにも慕われるようになっています。
二尾の技である「猫爪」や「尾獣化」なども使用することができたため、歴代人柱力のなかでも上位に入る実力者だったといえるでしょう。
しかし残念ながらユギトの力を持ってしても角都の能力を破ることはできず、二尾を無理やり抜かれたことで死亡してしまいました。
59位 初代雷影・エー
かつて雲隠れの里を治めていたのが初代雷影・エーです。
雷影は代々「エー」という名前を受け継ぎますが、これが初代雷影の名前から取ったものなのかどうかは不明です。
五影会談のシーンにしか登場していないため戦闘スタイルは解っていませんが、戦国を生き抜き雲隠れの里を創り上げた人物なので相当強かったことは間違いありません。
いわば柱間やマダラの数少ない対抗勢力になり得た忍なので、初代雷影も彼らと同等の力を持っていたとみてよいでしょう。
58位 白蓮
白蓮(びゃくれん)は、かつて霧隠れの里を治めていた初代水影です。戦国時代を生き抜き、数多の忍をまとめ上げて霧隠れの里を創設した功績を持ちます。
苗字は不明ですが、全ての歯が牙のように尖っている特徴から「干柿一族」ないし「鬼灯一族」の者だと推察されます。
戦闘シーンが無いため使用する忍術等は不明ですが、白蓮は当時「霧隠れ最強の実力者」だったとされています。
そうでなくとも柱間やマダラといった神話級の忍が活躍していた時代、彼らに対抗してひとつの里の頂点に立った白蓮の実力は疑う余地がありません。
57位 フカイ(ブルービー)
フカイは雲隠れの里に所属していた忍で、八尾の人柱力だった男です。四代目雷影・エーとは従兄同士にあたり、ビーにとっては先代の人柱力ということになります。
フカイは人柱力とはいえ、ビーのように八尾を完全に従えることができたわけではありませんでした。
しかし八尾もフカイの実力は認めていたようなので、一般的な忍とは比較にならないほどの強さをもっていたのでしょう。
ただし最終的にフカイは大蛇丸にハメられて尾獣を暴走させてしまっているため、ビーやナルトといった人柱力に比べるとやや見劣りします。
56位 黒ツチ
黒ツチは岩隠れの里に所属するクノイチです。三代目土影・オオノキの孫にあたり、オオノキの引退後はその座を受け継いで四代目土影となっています。
得意とする忍術は主に水遁系ですが、いざ戦闘となると血継限界の「熔遁」を駆使することが多いです。
「熔遁」は溶岩・ゴム・セメントといった個体と液体の中間的な物質を操ることができる能力で、中でも黒ツチの熔遁は「セメント」を操ることに長けています。
セメントで相手の体をガチガチに固めることができるため、どちらかといえば黒ツチは攻撃よりも捕縛に適した術の使い手だといえますね。
55位 桃地 再不斬
桃地 再不斬(ももち ざぶざ)は霧隠れの里の抜け忍にして、 元・忍刀七人衆の一人です。
里を抜けた時に断刀・首斬り包丁を持ち出しており、巨大な刀を使った無音殺人術を使って多数の忍者を殺害しています。
最終的には敗北してしまいましたが、当時すでに上忍として活躍していたカカシをあと一歩のところまで追い詰めた実績を持っています。もしもナルトとサスケが手出しをしていなければ、カカシに勝っていたかもしれません。
ちなみに彼が持つ断刀・首斬り包丁は戦闘において特殊な能力を発揮しませんが、折れたり欠けたりしても斬った人間の血中に含まれる鉄分を吸収して自動修復するという性質を持っています。
54位 ミフネ
ミフネは「鉄の国」という中立国に所属している侍です。
NARUTOの世界において侍は忍術を使えない時代遅れの存在とされていますが、実のところ彼らは剣術一本で歴戦の忍者をも圧倒するほどの戦闘力を兼ね備えています。そんな侍たちをまとめあげる中心人物ことがミフネなのです。
その実力は五影と同格とも言われ、忍者との戦闘では相手が印を組む前に居合で斬り倒してしまうという驚きの早業を駆使します。
忍界大戦においては、元・雨隠れの里の長である山椒魚の半蔵と戦い、見事に勝利を収めるという快挙を成し遂げています。
53位 イシカワ
イシカワは、かつて岩隠れの里を修めていた初代土影です。登場シーンが少ないため戦闘スタイルは不明ですが、数多くの忍をまとめ上げて岩隠れの里を創始した人物なので実力者であったことは間違いありません。
オオノキ以前の歴代の土影は全員「飛行能力」を持っていたとされていることから、イシカワも空を飛び回ることができたと考えられます。
イシカワは三代目土影・オオノキの祖父にあたるため、使用する忍術も似ていたようです。
ただしオオノキの代名詞である「塵遁」は二代目土影・無が開発した術であるため、イシカワは塵遁を使えなかったものとみられます。
52位 林檎雨 由利
林檎雨 由利(りんごあめ ゆり)は霧隠れの里に所属していたクノイチです。
霧隠れに伝わる七つの忍刀のひとつ「雷刀・牙」を所持しており、歴代の忍刀七人衆の中でもトップクラスの実力を持つ天才として語られました。
原作ではすでに故人となっていましたが、死亡理由は「病死」だったため他の忍に負けて死んだわけではないようです。
剣術だけでなく雷遁使いにも特化していたらしく、雷刀・牙が無かったとしても並の忍より強かったと見られます。
51位 老紫
老紫(ろうし)は「四尾(孫悟空)」の人柱力だった忍です。
血継限界の「熔遁」の開発者とされており、溶岩の奔流で万物を融かし尽くす忍として恐れられていました。
四尾は溶岩を操ることができる尾獣だったため、老紫とは非常に相性が良かったようです。
また老紫が使う「熔遁チャクラモード」という独自の術は非常に強力です。
全身を高熱の溶岩に変換し、そのまま相手に突っ込んでいくという豪胆な戦闘スタイルをとっていたため、近接戦闘では大きな力を発揮していました。
敵にとっては溶岩の塊を相手にするようなものなので、単純な剣術や体術では相手にもならなかったことでしょう。
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