807話 あらすじ・ストーリー紹介
カン十郎「ゼーゼー…もう今日は限界でござる」
錦えもん「うむ、明日また登ろう」
バリエテ「エテ…」
ミンク族の歓迎の宴
ミンク族「まァ飲みなされ、自慢の “猿酒” この森の豊かな木の実で作った」
ゾロ「…確かにこれはいけるが…」
ゾロ「邪魔だおめェら!!ジャレてくんな!!」
ミンク族達「えー!?ジャレようぜ!!」「甘噛ませろー!!」「ペロペロさせろー!!」「ガルチューさせろ!!」
ゾロ「ウッセー!!甘ったれんな!!」
ルフィ「おいおい怒んなゾロ!!こんなにもてなして貰ってんのにお前は失礼だぞ!!」
ワンダ「多少の文化の違いは多めに見てくれ ミンクシップは友好の証しなのだ」
ウソップ「んめー!!コレ何の肉だ?」
キャロット「カバ・トカゲ・ワニ・カエル…私達、毛のある動物は食べないの」
ブルック「あーっ!!み…み!!皆さ〜ん!!」
ブルック「ハァ…ハァ…ザ・安堵!!新聞読みましたよォ!!無事で何よりです!!」
ルフィ「ブルック〜!!どうしたボロボロで!!」
ブルック「ルフィさ〜ん!!サンジさんの件申し訳ない!!合わせる顔がありません!!元々顔面ないんですけど!!」
ウソップ「あれ!?おい、モモ一緒じゃねェのか?」
ブルック「えェもちろん無事ですが…でもちょっとミンク族が苦手な様で部屋にこもって出て来ないのです…しかしそれが好都合…!!」
ルフィ「?」
ブルック「ちょっとゾウ新入りの皆さん集合!!」
フランキー「元気そうだなブルック!!」
ブルック「…今、錦えもんさんはどこに…!?」
ルフィ「もうじき着くはずなんだけどな」
ブルック「…ちょっとこの国では “侍” … “ワノ国” という言葉は極力控えて下さい…できれば言わないで」
麦わらの一味「!?」
ブルック「多くの人々を傷つけ…恨み、怒りを買うかも知れません」
ルフィ「何で侍が?」
ブルック「…ええ、実はこの国…」
犬ミンク「見つけたぞ…!!死体男爵 ガルル」
ゾロ「死体ィ…!?あ…仲間の死体ってあいつの事か!!」
ワンダ「…ああ、親しみを込めてそう呼んでる」
ゾロ「紛らわしい呼び方を…!!」
ワンダ「正直驚いた…この世にあんな魅力的な種族がいるとは…私達、犬のミンクは…ほ…骨に目がない」
ブルック「助けて〜しゃぶらないで〜」
ゾロ「勝手にやってろ」
チョッパー「そういえばトラ男は?」
ルフィ「ああ、森だ クマの森!!」
ナミ「…で、どうすんのよサンジ君の事!!」
ゾロ「…だから手紙もあんだろ?何とかなるんじゃねェのか」
ルフィ「….んー、攫われたわけでもねェしなー…」
ナミ「そういう雰囲気じゃなかったから深刻なのよ!!」
チョッパー「ごめんな!!おれ達どうする事もできなくて!!」
フランキー「…いやァだからよおめェら、おれ達ゃ正直いま混乱中よ 話の表面を理解するのがやっとだ」
ウソップ「…そうさ!!お前らとの最後の通信はビッグ・マムの艦に出くわしたって所で!!やっとゾウへ来たら象の背中に喋る動物がいて都市は滅んでる!!ミンク族は敵かと思えばなぜかこんなに歓迎されて、恩人の仲間だなんて言われてよ!!」
ロビン「…全てを1から話してくれる?ナミ、この11日間あなた達の身に一体何が起きたのか…!!」
ナミ「…そうね、ちょっと気が動転してたかも…順序通りに話すわ」
ナミ「…あの時ドレスローザ近海で遭遇したのは…ビッグマム海賊団の巨大な歌う艦…!!」
ルフィ「歌う〜!?」
ナミ「確認できた戦力は魚人島でルフィ達が会った2人組と…そして最悪の世代の1人 “カポネ・G・ベッジ” 」
ウソップ「ベッジ!?」
ナミ「彼らはビッグマムの傘下に入ったみたい 狙いはシーザーだったけど、シーザーも捕まる事を恐れてて…」
ナミ「かと言って正直逃げられる相手じゃなかった…!!何もしなきゃやられるのは時間の問題!」
回想
ブルック「クー・ド・バーストで逃げましょう!!」
サンジ「フランキーかウソップがいねぇェとやり方わかんねェ」
チョッパー「ガオン砲の撃ち方なら知ってる!!」
サンジ「バカ!!正面向いてる場合かよ!!船尾で戦い、スキを作るぞ!!」
シーザー「どぅほー!!覚えてろ貴様ら!!このおれを袋扱いとは!!」
チョッパー「言う事きかなきゃ助けないぞ!頼むサンジ〜!!」
シーザー「ギャア〜!!」
ペコムズ「まずい!!ガオッ!!」
タマゴ「反撃だボン!!」
ベッジ「なぜ飛べる!?」
ナミ「天候の卵(ウェザーエッグ)!!生まれて!!雨雲っ!!レイン=テンポ!!」
ルフィ「おおお〜!!さすがお前ら!!」
ウソップ「手に汗握った!!」
チョッパー「照れてねーぞコノヤロー」
ナミ「やだもーそんなたいしたもんだけど」
ロビン「…そこからゾウまで何日?」
ナミ「翌日には着いたの、ちょうどゾウが近くにいたみたいで…」
チョッパー「10日前だ、それが!!」
ロビン「私の見た範囲では…ゾウの中心にある都市の最も古い破壊の痕跡は…2週間と少し経過してたわ…」
ワンダ「…!!その通り…10日前、国はもうほぼ全滅してた でもあの日、ナミ達がここへ上陸して来てくれたのは奇跡としか言い様がない…!!彼女達の勇気とチョッパーの医学がなければ、このモコモ公国の全員が為す術なく死んでいただろう…!!」
フランキー「…まだ傷も癒えねェ最近の事だ 別に話したくなきゃいいんだが…」
ワンダ「…いや、全て話そう ゆティア達には全てを知る権利がある」
ミンク族の一人「みんなー!!公爵様がお目覚めにっ!!」
他のミンク族「え!?本当か!!良かった!!」「このまま目覚めないかと…!!」「あんな目に遭ったんだ…辛かったろう…!!」
チョッパー「よかった!すぐ容態を診に行こう!!ミヤギ!!トリスタン!!」
ミヤギ「ほいほい勉強させていたヤギますよ!!」
トリスタン「ミヤギ先生飛びすぎ」
他のミンク「ワンダ!イヌアラシ公爵がせひ恩人達にお会いしたいと…!!」
ワンダ「…あァすぐに!ゆティア達共に来てくれぬか」
ナミ「よかったね!ワンダ!!」
ルフィ「いいけど誰だイヌアラシって」
ワンダ「モコモ公国の公爵殿…つまりこの国の王だ…都市の消滅と共にずっと昏睡状態であった…!!この国には2人の王がいる 昼の王 “イヌアラシ公爵” と、夜の王 “ネコマムシの旦那” 」
くじらの森
ベポ「キャプテーン!!」
ロー「うっ…」
ハート海賊団船員たち「来てくれたのかー!?もう日が落ちたのにー!!」「スゲーなードフラミンゴに勝ったなんて!!」
ロー「いやァ、あれは麦わら屋が…」
ハート海賊団船員たち「つもる話があるんだ!!さァ森の奥へ!!」
再びルフィたち
ワンダ「事件は…半月前に起きた、正確には17日前の話だ ベポ達以来…1ヶ月半ぶりにモコモ公国に来訪者の鐘が鳴り響いた…
…だがそれは歓迎の鐘ではなく…まず鳴るはずのない敵襲の鐘だった…!!森を裂き平和な都に敵は進軍して来る!!ただならぬ地響きに象主(ズニーシャ)は吠えた…!!
…例えば…!!私達が持っていないものを…凶悪な敵が欲していたら…それをどう引き渡す?」
凶悪な敵「さァすぐに差し出せ!!この国に雷ゾウというワノ国の武人がいるハズだ…!!」
807話終わり
前回終了時点での予想は次のページで。
だいぶ外してしまっています・・・
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