ワンピース 悪魔の実と能力まとめ一覧表 2022年最新完全版

ワンピース 悪魔の実と能力まとめ一覧表 2022年最新完全版!

漫画ワンピースに登場する「悪魔の実」を系統別・画像つきで分かりやすくまとめました♪

超人(パラミシア)系」「動物(ゾオン)系」「自然(ロギア)系」の他 名称不明の能力やアニメやプレミアショーなどの原作以外で登場したオリジナルの悪魔の実、また人造悪魔SMILEについてもまとめました。

約200種類あります。
今後追加があれば随時更新していく予定です

ワンピース 悪魔の実の覚醒とは? 考察まとめはこちら

ワンピース 悪魔の実:超人系

超人(パラミシア)系は 人智を超えた能力が身に付く種である。

得られる能力は多種多様で共通項は少なく、動物系と自然系以外は全て超人系に分類される。




ゴムゴムの実

モンキー・D・ルフィ

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体がゴムになる能力

ゴムゴムの実は、言わずと知れたワンピースの主人公 モンキー・D・ルフィが食べた悪魔の実です。

ゴムゴムの実を食べた者は、皮膚表面だけでなく心臓・血管・骨といった体の内部まで全てゴム状になります。

全身がゴムのような弾力性と伸縮性を持つため、覇気を纏っていない打撃や関節技は一切受け付けません。また、全身が絶縁体になっているので電撃系の攻撃も無効化することができます。

銃撃や砲撃に対しては無敵に近い能力ですが、鋭利な刃物が弱点になっており、斬撃や刺突などの攻撃には通常の人間と同じようにダメージを受けます。また、あくまでもゴムなので伸ばせる長さにも限界があるようです。

バラバラの実

バギー


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体をバラバラにすることができる能力

現在、王下七武海の一人に数えられている「千両道化のバギー」が保持する悪魔の実の能力です。

全身をバラバラに分離させることができ、どれだけコマ切れにされてもノーダメージで復活することができます。もちろん斬撃を受けていなくても任意で身体を切り離すことができ、本体から分離したパーツも自在にコントロールできます。

バラバラになったパーツは空中に浮かせることができ、一見空を飛んでいるようにも見えます。ただし足の裏だけは必ず地面に着いていないといけないため、厳密に言うと飛行能力があるわけではありません。

バラバラになったパーツも痛覚などを共有しているため、身体の一部分を人質に取られるリスクもあります。

スベスベの実

アルビダ

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肌がスベスベになり 摩擦抵抗をなくすことができる能力

スベスベの実は、肌を極限まで滑らかにする能力です。

摩擦抵抗をゼロにすることができるため、打撃や銃撃といった物理攻撃をスルッと受け流してしまいます。刃物による攻撃すら滑らせてしまうので、物理攻撃への耐性だけで言えばゴムゴムの実やバラバラの実よりも上位だといえるでしょう。

また肌が綺麗になるのに伴い、外見までも美しくなるのがスベスベの実の特徴。能力者のアルビダはもともとブサイクな大女でしたが、スベスベの実を食べて以降は作中でも指折りの美人へと姿を変えています。

ボムボムの実

Mr.5

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全身あらゆるところを起爆させることができる能力

ボムボムの実を食べると、全身のあらゆる部分を起爆できる「爆弾人間」になります。

腕や足といった体表面はもちろん、鼻くそや吐息までも爆弾に変えることができます。ただし起爆は能力者本人の意思に従うため、身体に触れただけで勝手に爆発するといったことはありません。

また爆撃系の攻撃を無効にする特性があり、ボムボムの実の能力者は爆弾や火薬を食べて体内で処理することも可能です。

キロキロの実

ミス・バレンタイン

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自分の体重をコントロールできる能力

キロキロの実は、自分の体重を自由自在に変化させる能力を持ちます。変化させられるのは自分の体重だけで、他人の身体に影響を与えることはできません。

変化させられるのは1㎏~10000㎏までの範囲内です。最も軽いときには風に乗ることで簡易的に飛行し、最大まで重くなったときには相手を押しつぶして攻撃します。

通常の人間を相手にするならそれなりに強力な能力ですが、ワンピースの世界には体重10000㎏を軽く超えると思われる「巨人族」や「海王類」などもいるため、悪魔の実の能力としてはやや微妙だったりします。

似たような能力で「トントンの実」がありますが、こちらは少なくとも1万t(10000000㎏)まで体重を変化させることができます。キロキロの実は作者公認で「トントンの実の下位互換」とされています。

ドルドルの実

ギャルディーノ(Mr.3)

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体から蝋を搾り出し 操ることができる能力

ドルドルの実は、身体から絞り出した蝋(ろう)を自在に操ることのできる能力です。「ドル」とは「キャンドル(ろうそく)」を意味しているわけですね。

蝋は作りだした直後は液状ですが、能力者の任意でガチガチに固めることもできます。ドルドルの実で作った蝋は固形になると鉄に匹敵する固さになるため、相手を拘束したり、頑丈な武器や建物を創り出すことも可能です。

高い硬度を持つ蝋は生半可な攻撃ではキズ一つ付きませんが、火が弱点になっており炎熱系の攻撃を受けるとドロドロに溶けてしまいます。

また、作中ではバナナワニの胃液やドクドクの実の攻撃を防いだ描写もあるため、ドルドルの実には毒に対してある程度の耐性があることも判明しています。

バクバクの実

ワポル

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どんな物でも食べることができる能力

バクバクの実を食べた者は、どんな物でも食べることができる「雑食人間」になります。

一般的な食品はもちろん、砲弾・刃物・建物、はたまた生きた人間まで、普通ではありえないような物まで美味しく食べられるようになります。基本的にバクバクの実の能力者に食べられない物はありません。

しかもそのまま消化するだけでなく、食べた物の特性や能力を自分に反映することが可能です。例えば大砲を食べて両手を大砲にしたり、家を丸ごと飲み込んで身体を建物にしたり…といった具合です。

さらに食べた物を体内で合成して新しい物質を作ることができ、2人の人間を体内で合成して合体させるなんて荒業までやってのけます。

マネマネの実

ベンサム(Mr.2・ボン・クレー)

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他人の姿に変身できる能力

マネマネの実は、他人の姿に変身する能力を持っています。

「右手で他人の顔に触れる」ことが変身の条件で、一度でも触れたことがある相手にはいつでも変身することができます。ただしマネマネの実は触れた時点の姿だけを記憶するため、対象が髪を切ったり体型が変わったりしていても変身できる姿は変わりません。

顔だけが変わるわけではなく、身長・体型・声・体質に至るまで全く同じになるため、家族や友人ですら容易に見破ることはできません。

「体質まで真似てしまう」ことはマネマネの実の弱点にもなっており、他人に変身すると能力者本人の柔軟性や筋力が失われてしまうため、変身対象によっては元の姿で闘うよりも弱くなる可能性があります。

マネマネの実の能力者であるMr.2 ボン・クレーは素の状態がかなり強いため、変身することでデメリットが生じることも多かったようです。

ハナハナの実

ニコ・ロビン


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体の一部を生やすことができる能力

ハナハナの実の能力者は、体の一部分を任意の場所に増殖させることができます。

腕を増やして攻撃に対応したり、目を増やして死角を無くしたり…といった使い方が基本ですが、大量に生やした腕を翼のようにして簡易的な飛行能力を得るなんてトリッキーな使い方もできます。

また、一定範囲内ならば能力者から離れた場所にもパーツを生やすことが可能で、相手の背中から腕を生やして首を絞めたり、壁や床に生やした手足で攻撃することもできます。

能力を磨き上げると「全身」をコピーすることすら可能になり、作中ではロビンが分身の術や変わり身の術のような使い方をしています。ハナハナの実は数ある悪魔の実のなかでも、特に使い方の幅が広い能力だといえるでしょう。

スパスパの実

ダズ・ボーネス(Mr.1)

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全身を刃物にすることができる能力

スパスパの実の能力者は、全身のいたるところを刃物に変えることができます。

そのため普通に格闘するだけでも剣士と互角に切り結ぶことができ、その一撃は建物すらも容易に切り刻んでしまいます。

刃物化した部分は鋼鉄並みの強度になっているため、実は攻撃力だけでなく防御力に優れた能力だったりします。鋼鉄を砕くほどの攻撃力を持つ人間が多いワンピースの世界では微妙ともいえますが…

ちなみに公式で、スパスパの実は「ブキブキの実」の下位互換であることも明かされています。

トゲトゲの実

ポーラ(ミス・ダブルフィンガー)

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体から鋭い棘を生やすことができる能力

トゲトゲの実は、全身の至るところから鋭いトゲを生やせる能力を有しています。

トゲの鋭さはある程度コントロールすることができ、細く尖ったトゲは相手に刺突するために、円錐状のトゲは腕に纏って金棒のように使い分けています。

特殊な使い道として、自分にトゲを刺して「針治療」を行うことにより、一時的に身体能力を高めることも可能です。

トゲは長く伸ばすこともできるため能力者に近づくことは困難ですが、トゲトゲの実にはこれといった防御能力が無いため遠距離攻撃や超接近戦では不利だと考えられます。

オリオリの実

ヒナ

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体を檻にすることができる能力

オリオリの実の能力者は、自分の身体を檻に変えることができる能力を持っています。

身体から巨大な鉄格子を生み出して相手の行く手を阻んだり、身体の一部分を相手に巻き付けて手錠のような物質を創り出すことができます。ある程度離れた場所にいる相手も檻で覆えますが、直接触れた相手なら確実にとらえることが可能です。

並みの海賊なら近づくだけで行動不能にされてしまうほど強力な能力ですが、戦闘というよりは捕獲・捕縛に特化した能力であるといえるでしょう。

バネバネの実

ベラミー

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体をバネにすることができる能力

バネバネの実は、身体の一部をバネに変えることのできる能力を有しています。作中では腕や足をバネに変えていましたが、それ以外の部分をどこまでバネ化できるのかは不明です。

主な戦闘手段は足をバネに変えて縦横無尽に跳躍しながら相手を翻弄するというもので、相手の死角から攻撃したり、相手の攻撃を超スピードで躱したりと近接戦闘ではなかなか使い勝手の良さそうな能力です。

しかし跳ね返る壁や天井の少ない野外戦闘では不利になる上、動きが直線的すぎて見切られやすいという弱点もあります。

ノロノロの実

フォクシー

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相手の動きを遅くする能力

ノロノロの実を食べると、「ノロマ光子」という特殊なビームが打てるようになります。ノロマ光子に当たった人間は動きが遅くなってしまいます。

動きが遅くなるのは30秒間だけですが、その間に受けたダメージは蓄積されていくため、効果が切れた瞬間に大ダメージを受けるハメになります。

遅くできるのは生物だけでなく、銃弾や弓矢ですらカタツムリ並みのスピードになります。そのためノロノロの実は回避能力にも優れているといえるでしょう。

ノロマ光子自体のスピードが遅くて避けられやすいのが弱点ですが、能力者のフォクシーはノロマ光子を鏡に反射させるなどの工夫で見事に命中させていました。

ドアドアの実

ブルーノ

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触れた場所にドアを創り出すことができる能力

ドアドアの実は、触れた場所にドアを創り出す能力です。

壁に触れるだけで一瞬にしてドアができてしまうので、ドアドアの実の能力者の前に「密室」は意味を成しません。どんな頑丈なカギがある部屋でも難なく侵入できてしまいます。

特に厄介なのは、何も無い空中すら「大気の壁」と見なしてドアを創ってしまうところ。大気の壁に作ったドアからは亜空間に入ることができ、また能力者の任意の場所から脱出することができます。

要するに「どこでもドア」のような能力を持っていることになるため、ドアドアの実の能力者は暗殺や諜報活動でも大いに活躍します。

アワアワの実

カリファ

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何でも洗い流す泡を操る能力

アワアワの実を食べると全身から特殊な泡を生み出す「石鹸人間」になり、生み出した泡はあらゆる物を洗い流すことができます。

あらゆる物の「能力」まで洗い流してしまうのが厄介な点で、例えばアワアワの実の泡を手で受けると「持つ・掴む」という能力が失われ、泡を足で踏むと「立つ・歩く」という能力が失われます。

相手に触れるだけで勝てるという初見殺しの能力ですが、元が石鹸なので水に弱く、アワアワの実の効果は水で洗い流すだけで解除することができます。

ベリベリの実

ベリーグッド大佐

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体の各部を果実のように丸く取ることができる能力

ベリベリの実は、全身を球状のパーツに分離することができる能力です。

「ベリベリ」という名称はブドウなどの果実を表す「ベリー(berry)」から来ています。確かに、分離したパーツはブドウのような形をしているように見えます。

能力としては「バラバラの実」によく似ていて、攻撃を受けた際に全身を分離させることでダメージを受け流すことが可能です。また、分離したパーツは能力者の任意でコントロールすることができ、様々な体型にくっつき直すことが可能です。

サビサビの実

シュウ大佐

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触れた金属を錆びつかせることができる能力

サビサビの実は、身体に触れた金属を一瞬にして錆びつかせることができる能力を持っています。

他の悪魔の実に比べると汎用性の低い能力ですが、敵の剣を素手で受け止めてボロボロにすることができるため、剣士にとっては厄介な相手になり得ます。

また、フランキーやフルボディなど身体の一部が金属で出来ているキャラクターにとっては天敵ともいえる能力です。

とはいえ戦闘力そのものには全く影響しない能力なので、悪魔の実ナシでも戦える程度には強いキャラクターでないと使いこなせないかもしれません。

シャリシャリの実

シャリングル大佐

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 身体の各部を車輪に変えることができる能力

シャリシャリの実は、身体のパーツを車輪に変えることができる能力です。「シャリシャリ」という言葉は「車輪(しゃりん)」から来ています。

作中では両腕を巨大な車輪に変え、高速で回転させながら相手に殴りかかるという描写が見られました。

足を車輪に変えて高速で移動する…といった能力が使える可能性もありますが、シャリシャリの実の能力者であるシャリングル大佐は原作でも数コマしか登場していないため、残念ながら詳しいことは不明です。

ヨミヨミの実

ブルック

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一度だけ生き返ることができる能力

ヨミヨミの実を食べた者は、死んでも一度だけ生き返ることができます。

能力が発動すると黄泉の国に向かった魂が肉体に還ってくるため復活できますが、死亡した自分の肉体を自力で探し出さなければならないという条件があります。ブルックは肉体を探し出すまでに1年もかかってしまったため、白骨化した状態で蘇ってしまいました。

生きている間はカナヅチになるだけで全く使い道の無い能力ですが、復活後は霊的なエネルギーをコントロールできるようになります。

歌を通じて他人の魂を震わせたり、霊魂と肉体を切り離して幽体離脱したり、黄泉の冷気を武器に込めて相手を凍結させたり…といった不思議な使い道が満載の能力です。

キラキラの実

ジョズ

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体をダイヤモンドに変える能力

キラキラの実は、自身の体をダイヤモンドに変える悪魔の実です。
作中では白ひげ海賊団3番隊隊長のジョズが使用しており、この能力により彼は「ダイヤモンド・ジョズ」の異名をとっていました。

キラキラの実を食べた者は、体の一部をダイヤモンド化させられるようになります。
ただし全身をくまなくダイヤモンド化するのではなく、任意の一部だけをダイヤモンドに変えるのが特徴。
そうでなければ関節などもダイヤモンド化してしまうため、ジョズの場合は攻撃や防御に使う部分だけを選んで硬質化させています。

ダイヤモンド化させた部分は極度に硬くなり、ミホークの斬撃レベルの攻撃を受けても傷一つ付かなくなります。
防御力に特化した能力ですが、体の前面をダイヤモンド化させたままタックルするなど、攻撃にも転用できる能力です。

カゲカゲの実

ゲッコー・モリア

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影を支配することができる能力

カゲカゲの実の能力者は、影の支配者になることができます。

「自分の影を実体化させて操る」というのがカゲカゲの実の基本的な戦法。実体化した影は物理攻撃を無効化する上、本体と自在に居場所を入れ替えられる便利なゴーレムになります。

他人の影を奪うことも可能で、奪った影はゴーレムのように操ったり、死体に入れてゾンビ化させて自由自在にコントロールできます。

ちなみに影の持ち主は、影を取り戻すまで「太陽の光を浴びると消滅する」という後遺症に苦しむことになります。

ホロホロの実

ペローナ

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霊体を生み出すことができる能力

ホロホロの実は、自分の身体を媒体にして霊体(ゴースト)を生み出すことのできる能力を持っています。

生み出したゴーストは簡易的な人格をもっており、能力者の指示に従って様々なアクションを起こします。ゴーストには実体が無いので物理攻撃は一切効かず、基本的には倒すことができません。

ゴーストには「触れた人間をネガティブにする能力」か「敵の前で破裂して物理ダメージを与える能力」のいずれかを付加することができるため、敵に回すとなかなか厄介な能力だといえます。

またゴーストの視覚は能力者と繋がっているため、人間が入れない場所にゴーストを派遣すれば効率的に監視や偵察を行うことも可能です。

スケスケの実

アブサロム

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人や物を透明にすることができる能力

スケスケの実は、任意の物体を透明にすることができる能力です。

自分の全身を消して「透明人間」になったり、透明の重火器で攻撃して相手を攪乱するのが基本戦法です。透明にする条件は「身体に触れたもの」なので、触れられる物体なら何でも透明化することが可能です。

透明になるとはいっても「見えなくなるだけ」なので、匂いや音で存在を悟られることはありますし、透明化中でも攻撃されればダメージを受けます。見聞色の覇気を使えるキャラクターが増えた現在では、あまり使いものにならない能力かもしれません。

ニキュニキュの実

バーソロミュー・くま

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肉球で触れたものを弾き飛ばすことができる能力

ニキュニキュの実を食べた人間は、手のひらに肉球を持つ「肉球人間」になります。

この肉球が持つ主な特性は「弾力」で、肉球で触れたあらゆるものを弾き飛ばす能力を持っています。

襲いかかってきた敵を弾き飛ばすというのはもちろんですが、ニキュニキュの実の能力者は気体・痛み・疲労など目に見えないものまで弾き飛ばすことが可能だということが明らかになっています。

その気になれば対象を一瞬にして世界の裏側まで弾き飛ばすことすら可能であり、この能力を応用すれば「高速移動」や「ワープ」にも似た技を繰り出すことができます。

メロメロの実

ボア・ハンコック

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相手を魅了し石化させることができる能力

メロメロの実の能力者は、老若男女を問わずあらゆる人間を「魅了」することができます。よほどの精神力を持つ者でない限り、姿を見ただけで骨抜きにされてしまうので戦わずして勝利することが可能です。

また、メロメロの実の能力に魅了された人間は「石化状態」にさせられるのも大きな特徴です。石化は能力者本人の意思で解除できますが、石化状態のままで破損した人間はそのまま死亡します。

物理的な殺傷力を持ったハート型の弾を打ち出すこともできるため、戦闘においては「精神攻撃」と「物理攻撃」を使い分けることのできる便利な能力だといえるでしょう。

ドクドクの実

マゼラン

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体中から猛毒を分泌することができる能力

ドクドクの実の能力者は、全身からありとあらゆる毒物を分泌することができます。

生きているだけで気体・液体・個体・ゲル状など様々なタイプの毒が生まれ続け、能力者の呼吸は毒ガス、唾液や汗は毒液となっているため、戦闘時でなくともドクドクの実の能力者に近づくことは困難です。

ドクドクの実の能力者であるマゼランはワンピースの世界でも上位の強さを持つとみられ、インペルダウン編では黒ひげ海賊団を一人で壊滅寸前に追い込むというケタ違いの戦闘力を見せていました。

また、能力者本人には「毒物無効」の特性がつきますが、摂取量が多すぎると下痢になる程度の不具合は起こってしまうようです。

ホルホルの実

エンポリオ・イワンコフ

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生体ホルモンを操って人体を操作する能力

ホルホルの実の能力は、生体ホルモンを自在に操って科学・医学の範疇を超えた医療行為を行えるというものです。

能力者の指先は注射器のようになっており、人体に針を突き刺して用途に応じたホルモンを注入することができます。生物であれば操作対象は自分でも他人でも構いません。

疲労回復・怪我の治癒といったヒーラー的な使い方はもちろん、遺伝子レベルで性別を変えてしまったり、顔面を巨大化させたりと「人体を作り変える」ような使い方も可能です。

チョキチョキの実

イナズマ

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腕をハサミに変え 物を紙のように切り取ることができる能力

チョキチョキの実の能力者は、自分の腕を巨大なハサミに変えることができます。

見た目は「スパスパの実」あたりと似ていますが、チョキチョキの実ならではの特性として「あらゆるものを紙のようにチョキチョキ切ることができる」という点があります。

地面を切り取って変形させれば相手の行動を阻害できますし、壁などを切り出して倒壊させることで相手に物理的なダメージを与えることも可能です。

切り出した物体は材質や高度を問わず紙のように曲げたり繋げ直したりすることが可能なので、単に「ハサミ」というよりは「工作ができる」イメージの能力だといえるでしょう。

グラグラの実

エドワード・ニューゲート → マーシャル・D・ティーチ

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衝撃波を発生させ地震を引き起こすことができる能力

グラグラの実は「振動」を操ることができる能力を有しています。起こす振動の威力によっては、周囲数kmに大きな被害をもたらす大震災を起こすことすら可能になります。

グラグラの実は「世界を滅ぼす力」とまで言われており、破壊力だけでいえば悪魔の実のなかでも最強クラスだといわれています。

海上で能力を行使すれば島ひとつを軽く飲み込むほどの大津波を起こすこともできるため、泳ぐことのできない悪魔の実の能力者を相手にしても無類の強さを発揮します。

必ずしも地面を揺らしているわけではなく、対象に直接振動のエネルギーを送り込むことができるため、拘束具を振動させて破壊したり、離れた相手を振動させて倒したりといったトリッキーな使い方ができることも忘れてはいけません。

ウォシュウォシュの実

つる

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あらゆるものを洗濯することができる能力

ウォシュウォシュの実の能力は、あらゆるものを洗濯することができる能力です。

人間をまるで洗濯物のようにペラペラに変え、そのままゴシゴシと洗って干す…というコミカルな見た目の技ですが、作中では今のところその能力に抗えた人間はいないことからかなり強力な能力だと推察されます。

特性は「アワアワの実」に似ていて、能力を行使された人間は単に体がキレイになるだけでなく「悪い心」などの概念的な特徴まで洗い流されてしまいます。

心まで洗濯されてしまうという特性のおかげで、ウォシュウォシュの実で洗われた悪人は一定期間だけ善人になってしまいます。

フワフワの実

シキ

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触れた物体を浮遊させることができる能力

フワフワの実の能力は、触れた物を浮遊させることができるというものです。ただし浮かせられるのは「自分の体」と「生物以外」に限定されているため、敵の体を浮かせて戦闘不能に…なんて使い方はできません。

生物以外のものであれば大きさや重さに関係なく浮かせることができ、例えば島ひとつを丸ごと浮かせるなんてことも可能です。

特筆すべきは悪魔の実の天敵であるはずの「海水」まで浮かせることができることで、海水を操って敵の能力者を一掃するような使い方ができる強力な悪魔の実です。

弱点は暴風などの気象現象で、浮遊させた物体が嵐に飲み込まれたりするとコントロールを失う恐れがあります。

マトマトの実

バンダー・デッケン九世

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一度手のひらで触れた相手ならどんな場所からでも狙撃できる能力

マトマトの実の能力者は、遠距離からの攻撃に適した能力を得ます。一度でも手のひらで触れた相手であれば、どんな場所からでも100%の確率で追尾狙撃することができるようになるのです。

例えば能力者がナイフを投げれば、相手が世界の裏側にいようと命中するまで飛び続けます。ただし投げた物が何かに遮られたり叩き落とされたりした場合は能力が解除されます。

狙った相手への攻撃には強力な力ですが、しかしマトマトの実には「メモリーできる相手は手のひらの数と同じだけ」という制限があるため、通常の人間なら2人までしか狙えないということになります。

オペオペの実

トラファルガー・ロー

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一定範囲内の物体を自由自在に改造できる能力

オペオペの実を食べた者は、自身から一定範囲内にいる物体を自由自在に改造できるようになります。医学に長けた者が使えば不老手術を行うことすら可能であるため、オペオペの実は「究極の悪魔の実」と呼ばれています。

対象者を生かしたまま、かつ痛みすら感じさせずにあらゆる手術を行うことができ、人体を切断したり、臓器を取り出したり、人格を入れ替えたりと、通常の医師では実現困難なオペを一瞬にして完了させることができます。

AEDのように強力な電気ショックを放ったり、メスのように鋭い切れ味の物理攻撃を行ったりすることも可能で、戦闘においてもサポートにおいても一級品の活躍をみせる悪魔の実です。

弱点というほどの弱点もありませんが、強いていえば「医学の知識がある者でないと使いこなせない」ことと、「通常の悪魔の実よりも体力が削られる」ということがオペオペの実のデメリットとして挙げられます。

ブキブキの実

ベビー5

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自身の体を武器に変えることができる能力

ブキブキの実の能力者は全身のあらゆる部位を武器に変換することができます。

変化させられる武器の種類は多様で、銃・剣・大砲・ミサイルなど様々な武器を一瞬で作り出すことができます。もちろん刃物系の武器に変化することも可能なので、ブキブキの実は「スパスパの実」の上位互換ということになっています。

変化させた武器を自分自身で使うことも可能ですが、全身を武器に変えて仲間に使わせるといった連携技も得意とします。

ミサイルや爆弾に変化した場合は使用後に木っ端微塵になってしまいますが、ダメージを受けるわけではなく数秒で元の姿に戻ることができます。

グルグルの実

バッファロー

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体を回転させることができる能力

グルグルの実を食べると、体の一部を高速で回転させることができるようになります。

回転した部分で攻撃するというよりは、髪の毛をプロペラのように高速回転させて飛行するというのが主な戦闘スタイルとなります。貴重な飛行能力を有した悪魔の実ですが、能力としてはそこまで強力なものではないといえるでしょう。

ただ、プロペラで突風を起こして相手の足止めをしたり、味方を背中に乗せて飛行したりといった使い方ができるため、グループでの戦闘では有能なサポート役になります。

バリバリの実

バルトロメオ

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バリアを作り出すことができる能力

バリバリの実の能力者は、どんな攻撃も跳ね返すバリアを作り出すことができます。

バリアを生み出すための条件は「人差し指と中指を交差させること」だけなので、割と低ハードルで強固な防御力を得ることができる便利な能力だといえるでしょう。

一度に出せるバリアは一枚だけという制限はあるものの、このバリアは地形を変えるほど強力な一撃ですらノーダメージで防ぐほどのポテンシャルを秘めています。

防御だけに特化した能力かと思いきや、バリアを投げ飛ばして敵を攻撃したり、空中に出したバリアを足場のようにして移動したりと、意外に使い勝手の良い能力であることも明らかになっています。

ギロギロの実

ヴィオラ

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千里眼を使うことができる能力

ギロギロの実の能力者は、遠く離れた場所を監視することのできる「千里眼」が使えます。

見渡せる範囲は能力者の中心にした直径4000kmの円の中で、この範囲内にあればどんな場所であってもギロギロの実から隠れることはできません。

単に物を「見る」だけでなく、あらゆる物を「見破る」ことができるのがハナハナの実との最大の違いで、対象を注意深く見るだけで透視や読心までも可能にします。

自分の涙をある程度コントロールすることもできるようで、巨大な涙を鋼鉄のように固くして相手を押しつぶすこともできます。

アトアトの実

ジョーラ

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人や物を芸術(アート)作品に変えることができる能力

アトアトの実は、あらゆるものを芸術作品に変えてしまう能力を有しています。

能力者の体から発せられた煙に触れるだけでアート化してしまうため、風の流れを操ったりしない限りはアトアトの能力から逃れることはできません。

芸術作品に変えられてしまったものは本来の機能を失ってしまうため、アトアトの実にかかれば強力な武器や防具も一瞬にして使い物にならなくなってしまいます。

アート化しても能力者が意識を失えば一括で解除されるため、本来の機能を取り戻すためには誰かが能力者を倒すほかありません。

ジャケジャケの実

ケリー・ファンク

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自身の体をジャケットに変えることができる能力

ジャケジャケの実の能力者は、自身の体をジャケットのように変えて他人に羽織らせることができます。

一見何の役に立つのかわからない能力ですが、自分の着させた人間のことは自由に操ることができるため「他人の身体能力を使える」という特性を持ちます。

つまり、自分よりも強い人間に着られることで一時的にレベルアップできる能力ということになりますね。

ただしジャケット化した状態は無防備に近く、自らすすんで着る人がいない限りは能力を行使できないので、悪魔の実のなかでも指折りの「使い勝手が悪い能力」だといえるでしょう。

イトイトの実

ドンキホーテ・ドフラミンゴ

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体から糸を出すことができる能力

イトイトの実は、体から生み出した糸を自在に操る能力です。

糸の用途は幅広く、他人の体に糸をつけて操り人形のようにコントロールしたり、糸を巻きつけて自分そっくりの分身をつくったり、重症を負った部位を糸で補修したりと、ひとつの悪魔の実とは思えないほど多彩な能力を実現します。

さらに覚醒すると自分の体だけでなく周囲の物質まで糸に変えることができ、糸に変えた部分は自由に操ることができるためその場を独壇場と化すことができます。

ホビホビの実

シュガー

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触れた生物をオモチャに変えることができる能力

ホビホビの実の能力者は、触れた生物をオモチャに変えることができます。

オモチャに変えた生物は一定の条件で服従させることが可能で、どんな強者でもオモチャに変えられた時点で能力者に逆らうことはできなくなります。

付加能力として「記憶操作」があり、ホビホビの実でオモチャに変えられた者は全ての人間の記憶から消去されてしまいます。ただしオモチャに変えられた本人の記憶は変わりません。

ちなみに作中でホビホビの実の能力者として登場した「シュガー」は子供の姿をしていますが、これは「食べた時点から歳をとらなくなる」というホビホビの実の特性によるもので、外見年齢と実年齢は比例していません。

ズシズシの実

イッショウ(藤虎)

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重力を操る能力

ズシズシの実は、海軍大将のイッショウ(藤虎)が食べています。
「重力を自在に操ることが出来る」という、作品によってはラスボス級の能力ですね。

相手の体にかかる重力を増して拘束するという使い方はもちろん、超強力な重力で地面ごと押しつぶして陥没させることも可能。
ズシズシの実の能力者と戦おうと思ったら、最低でも体がぐちゃぐちゃにならないだけの武装色の覇気は習得しておく必要があるでしょうね。

元々の性能なのか、熟練度の問題なのかは定かではありませんが、イッショウは宇宙に重力をかけて隕石を引き寄せることも出来ます。
さらに「反重力」の操作も可能なので、物体を押しつぶすだけでなく「浮かせる」ことも出来るあたりが驚異的です。

スイスイの実

セニョール・ピンク

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壁や地面を泳ぐことができる能力

スイスイの実を食べた者は、壁でも地面でも好きなところで「泳ぐ」ことができるようになります。ただしあくまで悪魔の実ですから、海を泳ぐことはできません。

地面を泳いで高速移動したり、壁や地面に潜って敵の攻撃をかわしたりするのがスイスイの実の基本的な戦闘スタイルです。

他人を抱えたまま泳ぐことができるため、敵を抱えたまま高いところまで泳ぎ登って叩き落とすといった攻撃が可能になります。

ベタベタの実

トレーボル

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体から粘液を出すことができる能力

ベタベタの実は、全身のいたるところから粘着質のある液体を出せるという能力です。

能力で生み出された液体は接着剤のような役割を果たすため、ベタベタの実の能力者とは戦えば戦うほど身動きが取れなくなっていきます。

粘液はある程度コントロールすることが可能なので、対象に直接触れなくても粘液を飛ばして攻撃することが可能です。

さらにこの粘液は可燃性の性質を持っている点が厄介で、粘液に点火することで身動きの取れない相手を爆破するという嫌らしい攻撃ができます。

ヒラヒラの実

ディアマンテ

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触れた物を薄くヒラヒラした物体に変化させられる能力

ヒラヒラの実の能力を使えば、生物でも無生物でもあらゆるものを旗のように薄っぺらい物体に変えることができます。

一見「ウォシュウォシュの実」と似た能力ですが、違うのは薄くのばした物体の「特性が変わらない」という点で、例えば薄くなった剣でも通常の剣と同じ殺傷力を持っていますし、ペラペラの鉄板でも体に巻き付ければ強固な鎧になります。

さらに能力者は旗状に変化させた物体を「解除」する戦法を得意とします。ヒラヒラにした鉄球を空中に飛ばし、敵の頭上で通常の状態に戻すことで鉄球の雨を降らせる…といった感じですね。

イシイシの実

ピーカ

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岩石と同化することができる能力

イシイシの実を食べた人間は、あらゆる岩石と同化することのできる「岩石同化人間」になります。

壁や地面に溶け込む様子は「スイスイの実」と似ていますが、ただ岩石の内部を移動するだけでなく「岩石を操る」ことができるのがイシイシの実の真骨頂。

地面が岩石でできている場所なら地殻変動を起こして地震を発生させることも可能ですし、石造りの城と同化すれば巨大な岩石の化物になることもできます。

岩石の奥深くに隠れている能力者本人を攻撃しない限り、いくら岩石部分を削ってもダメージを与えることはできないため、攻撃にも防御にも優れた悪魔の実であるといえます。

パムパムの実

グラディウス

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自身の体や無機物を破裂させることができる能力

パムパムの実は、能力者本人の体や無機物を破裂させることができる能力です。海楼石以外ならどんな無機物でも破裂させられますが、自分以外の生物には能力が及びません。

無機物を破裂させて破片で攻撃したり、自分自身を破裂させることで衝撃波を生じさせたりするのが主な戦闘スタイルとなります。

破裂させた無機物を元に戻すことはできませんが、自分の体は何度破裂させてもノーダメージで復活することが可能です。

能力としては「ボムボムの実」によく似ていますが、能力の方向性が違うため同系列の悪魔の実ではないということが公式で発表されています。

トントンの実

マッハバイス

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自分の体重をトン単位で変えることができる能力

トントンの実は、自分の体重を自在に変化させられる能力を有しています。

「キロキロの実」の完全な上位互換種であり、キロキロの実で操作できる範囲が1kg~1万kg(10トン)までだったのに対し、トントンの実は1万トンまで体重を重くすることができます。

軽さの上限は明らかになっていませんが、トントンの実の能力者であるマッハバイスが風船のようにフワフワ浮いている描写があったことから、少なくとも空気より軽くなることが可能だと推察されています。

ワラワラの実

バジル・ホーキンス

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藁人形の呪術を使える能力

ワラワラの実は、藁人形にまつわる呪術的な力をもつ悪魔の実です。
自分自身の体を藁人形に変化させる、巨大な藁人形を生み出して操る、藁人形にダメージを肩代わりさせるといった効力が得られます。

色々と汎用性の高い能力ですが、中でも脅威なのはダメージの肩代わりですね。
ワラワラの実の能力者であるバジル・ホーキンスは、藁人形のストックがある限りあらゆる攻撃でダメージを受けません。
代わりにホーキンスが受けるはずだったダメージは別の人間に転移します。

ただし誰にでも自由にダメージを流せるわけではなく、あくまで事前に用意した藁人形の主にダメージが行く仕組みです。
これらの能力を使うために必要な制約や準備内容は不明ですが、高いハードルがあるとしてもかなり有用な力だと言えるでしょう。

ナギナギの実

ドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)

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あらゆる音を遮断する能力

ナギナギの実の能力は、あらゆる音を完璧に遮断するというものです。

ドーム状の防音壁を作って外部に音がもれないようにしたり、触れた相手が声を出したり物音を立てたりするのを防いだりすることができます。

ハッキリ言って戦闘力は皆無に等しいものの、足音や衣擦れの音すら完全に消せるのでどこかに侵入したり戦闘中に気配を消したりするのに大変便利な能力だといえます。

チユチユの実

マンシェリー

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生物のありとあらゆる傷を治すことができる能力

チユチユの実の能力者の体液は、あらゆる生物の傷を一瞬にして治すことができます。

瀕死の重症を負った者でもチユチユの実の能力者の涙を浴びれば一瞬にして回復します。ただしノーリスクというわけではなく、怪我が重症であるほど寿命が削られてしまいます。

治癒の方法には数タイプあり、寿命と引き換えに怪我を治す方法の他にも、他人の治癒力を怪我人に分ける方法、大人数を一時的に復活させるが数分で元の怪我人に戻ってしまう方法など、状況によって使い分けることが可能です。

サポート役としては非常に有用な能力ですが、本人の怪我が無制限で治るというわけでもないので戦闘にはあまり役立ちません。

シロシロの実

カポネ・ベッジ

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自分の体を要塞と化すことができる能力

シロシロの実を食べた者の体は、内部を自在に作り変えることのできる「要塞」に変化します。

能力者の体のサイズは一切変わりませんが、他の人間を小さくして体の中に収めることができます。また、大砲などを体内に収めて部下に操作させることも可能です。

どんなものでも小さくして体内に収納してしまえるため、外見は一人の人間に見えても実際には大人数の部下や大量の武器庫を常に携帯しているのがシロシロの実の能力者の恐ろしいところですね。

収納性だけでなく頑丈さにも優れており、無敵というほどではありませんが「要塞を破壊できる」くらいの攻撃でなければシロシロの実の能力者にダメージを与えることはできません。

ソルソルの実

シャーロット・リンリン


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魂(ソウル)を自在に操ることのできる能力

ソルソルの実の能力は、人間の魂(ソウル)を操ることができるというものです。

他人の寿命を奪って物体に命を吹き込むことが可能で、家具や茶器といった無機物、花や樹木などの植物、さらには雲や太陽といった自然現象にまで人格を与えて使役することができます。命を与えた物体は基本的に能力者に逆らえません。

魂を徴収された者は寿命が減りますが、奪う寿命は能力者のさじ加減なので、寿命を取られたからといって必ずしも死亡するわけではありません。

ククククの実

シュトロイゼン

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あらゆるものを食材に変えてしまう能力

ククククの実の能力者は、本来は食べられないような物体を食材に変えてしまいます。

ただの丸太をハムに変えたり、大きな建物を丸ごとケーキに変えたりと、木や石が一瞬にして美味しそうな食べ物に変わります。

もちろん見た目が変わっただけでなく実際に食べることもできるため、仲間にククククの実の能力者がいればどんな場所でも飢えることはないでしょう。

ただしククククの実で生み出した料理は取り立てて美味しいというわけではないらしく、あくまで「腹にたまる」程度のものでしかないとされています。

モチモチの実

シャーロット・カタクリ

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体を餅状に変形させる能力

モチモチの実の能力者は、自身の体を餅のように伸ばしたり変形させることができます。

体の一部を伸び縮みさせながら戦う様子は「ゴムゴムの実」に似ていますが、体の一部に穴を開けたり、体の一部を切り離したりすることも可能なので、ゴムゴムの実よりもさらに使い勝手の良い能力になっています。

分類は「超人系(パラミシア)」とされていますが、超人系の悪魔の実のなかでもかなり特殊な事例であり、実際には「自然系(ロギア)」に近い能力を有しています。

ビスビスの実

シャーロット・クラッカー

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固いビスケットを使って様々なものを成型する能力

ビスビスの実の能力者は「ポケットを叩くとビスケットがふたつ♪」という童謡のように、手を叩くだけで大量のビスケットを生み出すことができます。

ビスビスの実で生み出したビスケットは非常に硬く、ギア4状態のルフィが全力で攻撃をしてようやく破壊できるほどの強度を持っています。ただしビスケットは水に弱いため、雨の日には戦闘力がガクッと落ちます。

そのため生み出したビスケットをそのまま盾として使うのも効果的ですし、またビスケットを粉状にしてから再成型することで様々な形状のものを創り出すことができます。

作中では、ビスビスの実の能力者シャーロット・クラッカーがビスケットで出来た兵隊「ビスケット兵」を操ってルフィを追い詰めていました。

ホヤホヤの実

シャーロット・ダイフク

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武装色をまとった魔神を操ることができる

ホヤホヤの実の能力者は、強力な戦闘力を持った「魔人」を召喚することができます。

能力者自身の戦闘力が上がるわけではありませんが、召喚した魔人は全身に武装色を纏っているため非常に強く、単独でも億クラスの賞金首とやり合えるほどの戦闘力を有しています。

魔人には独立した人格があり、能力者がいちいち命令を下さなくても自律的に行動できるというのが便利なところ。仮に戦闘力ゼロの子供がホヤホヤの実を食べたとしても、魔人の戦闘力があれば有名な海賊と渡り合うことができるでしょう。

ネツネツの実

シャーロット・オーブン

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体から高温の熱を発する能力

ネツネツの実の能力者は、自身の身体を焼けた鉄のように高温にすることができます。

能力としては「メラメラの実」や「マグマグの実」に似ていますが、それらとは違いネツネツの実は超人系の悪魔の実なので体の形状を変化させることはできません。あくまで身体を熱くすることができるだけです。

ただし熱量だけでいえばマグマグの実にも決してひけをとらず、ネツネツの実の能力者が海に手をつければ周囲の海水温を急上昇させて熱湯の海に変えることすら可能です。悪魔の実の天敵であるはずの「海」に明確な影響を及ぼせる数少ない能力のひとつです。

ミラミラの実

シャーロット・ブリュレ


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鏡の世界を自由に行き来する能力

ミラミラの実の能力者は、鏡の世界と現実世界を自由に行き来することができます。

鏡の中は「鏡世界(ミロワールド)」と呼ばれる異次元空間になっており、世界中の鏡を出入り口にして移動することが可能です。つまり鏡のある場所であれば、世界中のどこへでも行けてしまう便利な性質を持っています。

また鏡に対象を投影するだけで本人そっくりのコピーを創り出すことも可能で、自分そっくりのコピーを生み出して身代わりに使ったり、敵の仲間そっくりのコピーを創って攪乱したりといったトリッキーな戦い方が可能になっています。

メモメモの実

シャーロット・プリン

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相手の記憶を改ざんすることができる

メモメモの実の能力者は、他人の記憶を自在に書き換えることができます。

相手の頭の中から映画のフィルムのように記憶を取り出し、一部分を切り取って記憶を消したり、一部分を書き換えて記憶を改ざんしたりといったことが可能です。

情報操作や諜報活動には非常に役立つ能力ですが、直接的な戦闘には役立たないとみられるため、どちらかと言えば後衛向きの悪魔の実だといえるでしょう。

タマタマの実

タマゴ男爵

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切られてもより強い体になり再生することができる

タマタマの実は、能力者に「タマゴ」のような性質を与える悪魔の実です。

能力者は平常時はタマゴ型の体型をしていますが、一定以上の威力を持った攻撃を受けると体が割れ、変形して「ヒヨコ型」になります。ヒヨコ型の状態でさらに攻撃を受けると「ニワトリ型」に変化し、タマゴ→ヒヨコ→ニワトリの順に戦闘能力も向上していきます。

ニワトリ側の状態でダメージを蓄積させるとまたタマゴ型に戻るためほとんど無敵に思えますが、実は「変形中は無防備」という弱点を突くことで倒すことができます。

シボシボの実

シャーロット・スムージー

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あらゆる物から水分を絞りとる能力

シボシボの実は、あらゆる物から水分を搾り取ることのできる能力です。搾り取る対象は生物・無生物を問いません。

攻撃した相手の体内から水分を搾り取って干からびさせることができるという点は、「スナスナの実」の能力とよく似ていますね。

ただしシボシボの実の能力で搾り取られるのは純粋な水分ではなく、対象によって味わいの違う「ジュース」が搾り取れるというのが最大の特徴です。

能力者は搾り取ったジュースを飲んで体内に貯蔵しておくことができ、蓄えた水分が多いほど体を巨大化させることができます。また、水分を放出して攻撃することができ、蓄えた水分を全て出し切ると元の大きさに戻ります。

ブクブクの実

シャーロット・モンドール

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本の中に生物を閉じ込める能力

ブクブクの実は、本の中に生物を生きたまま閉じ込める能力です。
その他、本そのものを操ることができ、浮かせた本に乗って飛行するといった使い方も出来ます。
作中ではシャーロット・モンドールがこの能力を使っていました。

あまり目立った印象はないものの、実際かなり厄介な能力ですよね。
本の中はモンドールだけが管理できる異空間になっているため、一度閉じ込められたら内部から脱出する術はありません。

「本の中に閉じ込めた生物は年を取らない」「本のストーリーに合わせた世界に閉じ込めることが可能」「閉じ込めた人間の情報が本に書き出される」など、細かい付加能力まで異様に強力です。

フクフクの実

錦えもん

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葉っぱや小石を衣服に変える能力

フクフクの実は、葉っぱや小石を衣服に変える能力を持ちます。
タヌキやキツネが人に化けるように、頭の上に乗せたガラクタがどろんと服に変化します。

悪魔の実は戦闘向きの力を備えていることが多いですが、フクフクの実はほとんど戦闘には役立ちません。
戦闘に使い道があるとすれば、せいぜい鎧を出して防御力を高めるくらいでしょうか。

基本的には変装したり、防寒服を出して環境の変化に備えたりするのに使う能力ですね。
現在フクフクの実を使っている錦えもんのように、悪魔の実無しでも強い人でなければ使いこなすのは難しそうです。

フデフデの実

カン十郎

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描いた絵を実体化させる能力

フデフデの実は、描いた絵を実体化させる能力です。
現在、フデフデの実の能力者として登場しているのは元・赤鞘九人男のカン十郎。

武器などの無機物の生成が出来るだけでなく、フデフデの実は「生物」を生み出せる能力です。
鳥を描けばちゃんと飛行能力を持った鳥が出てきますし、自分自身の姿を描いて身代わりに使うことも出来ます。
描いた生物は基本的に術者に忠実に動くようなので、戦力を増強する目的でも使えそうですね。

ただし実体化するといっても元は墨で描いた絵なので、水に濡れると溶けてしまうのが弱点。
また絵の上手さによって性能が大きく変わるため、フデフデの実を使いこなすためには一定以上の画力が必要になります。

ヌイヌイの実

レオ

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あらゆるものを縫い付けることができる能力

ヌイヌイの実の能力者は、ありとあらゆるものを「縫い付ける」ことができます。

能力者は特殊な糸を創り出すことができ、この糸を使えば全く痛みすら感じさせずに生物の体を縫い付けてしまうことが可能です。

人間と人間を縫い合わせて行動を制限する、人間と壁を縫い合わせて動きを封じる…といった使い方ができるため、捕縛性能の非常に高い悪魔の実であるといえるでしょう。

直接的な攻撃や防御にはあまり役立ちませんが、作中では元から怪力&俊敏なトンタッタ族のレオがヌイヌイの実の能力者となっていたため、戦わずして相手を行動不能に陥れる描写が何度も見られました。

シュポシュポの実

ディーゼル

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機関車のように速く走る能力

シュポシュポの実は、自身の体を機関車っぽく変えて速く走る能力です。
本編ではホールケーキアイランド編にて、ビッグ・マムの配下のディーゼルが使用していました。

ぶっちゃけディーゼルが雑魚キャラだったので能力の詳細がわからない部分も多いのですが…
判明しているのは、シュポシュポの実は「機関車のように速く走る」ことを得意としている能力だということです。

あくまで「機関車っぽくなる」だけで、機関車そのものに変身は出来ない様子。
ベッジのシロシロの実なら本物の城に限りなく近い変身が出来ますが、シュポシュポの実では乗客を乗せる座席までは出せないようです。
単純にシュポシュポの実の性能が悪いのか、ディーゼルの熟練度が低いだけなのかは不明。

ペロペロの実

シャーロット・ぺロスペロー

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キャンディを生み出して操る能力

ペロペロの実は、キャンディを生み出して自在に操る能力です。
ビッグ・マムの配下にして長男、シャーロット・ぺロスペローが使用しています。

生み出したキャンディは「飴細工」のように好きな形に変えることができ、武器や建物など様々な用途に使用可能。
ドロドロに溶けたキャンディで相手を拘束することも出来るとあって、かなり応用性の高い能力だと言えるでしょう。

キャンディゆえに「熱に弱い」という弱点はあるものの、そこは「鉄など別の素材を混ぜる」という工夫でカバー出来ます。
メラメラの実やネツネツの実といった炎熱系の能力者には弱いですが、それ以外の能力者相手なら柔軟に対処できる能力です。

クリクリの実

シャーロット・オペラ

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クリームを生み出して操る能力

クリクリの実は、生クリームを生み出して自在に操る能力です。
作中ではビッグ・マムの配下で、シャーロット家5男のシャーロット・オペラが使用していました。

生クリームを操るということで、基本的にはペロペロの実やバタバタの実と同系統の能力だと言えます。
ただペロペロの実ほど精密に操れるわけでもなく、バタバタの実のように生み出した物質を硬化させられるわけでもないようなので…
同系統の能力の中では、ややハズレ感のある悪魔の実ですね。

一応、クリクリの実独自の特性として「クリームを発火させて攻撃できる」というものがあります。
炎属性が付いたおかげで多少はマシになりましたが、当然メラメラの実やネツネツの実ほどの攻撃力が出せるわけでもない微妙さが残念。

バタバタの実

シャーロット・ガレット

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バターを生み出して操る能力

バタバタの実は、バターを生み出して自在に操る能力です。
ビッグ・マムの配下にして、シャーロット家18女のシャーロット・ガレットが使用しています。

本物のバターとは違い、バタバタの実で生み出したバターはある程度まで硬さの調節が利くようです。
作中ではガレットがナミを捕らえる際に、バターを手錠代わりに使用しているシーンが見られました。
普通の固形バターだったら速効で逃げられてしまうでしょうから、バタバタの実のバターは金属に近い硬さであることがわかります。

他に使い方があるとすれば、バターを巻き散らして滑りやすい地面を作ったり、大量のバターで相手を窒息させるといった感じでしょうか。
色々と用途はありそうですが、作中ではあまり活用されませんでしたね。

ゴチャゴチャの実

シャーロット・ニューシ

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他者と合体する能力

ゴチャゴチャの実は、他社と合体する能力を秘めています。
使用者はビッグ・マムの39男、シャーロット・ニューシです。

ビッグ・マムの36~40男と30~34女は「10つ子」なのですが、そのうちの一人・ニューシはゴチャゴチャの実の力で10人全員を合体させます。
普段の10つ子はごく普通の人間サイズなのですが、合体すると巨人に匹敵する体格を得ることが出来るのです。

ホールケーキアイランド編で、巨大な鎌を持った巨人が何度か描かれていたのを覚えている方も多いのでは?あの巨人の正体こそ、合体した10つ子たちです。
合体できる相手が血縁者に限られるのか、それとも全くの他人でもOKなのか…そのあたりの制限によっても評価の変わってきそうな能力ですね。

オシオシの実

モーリー

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様々なものを押しのける能力

オシオシの実は、革命軍のモーリーが使っている能力です。
様々な物体を「押しのける」ことが出来るという、ちょっと変わった能力ですね。

どんなに硬い物体でも、粘土のように柔らかくして動かす能力だと考えたほうがわかりやすいかもしれません。
壁を押しのけて建物を広くしたり、地面の中に穴を掘って地下室を作ったりすることも出来ます。

また、モーリーが武器を地面に突き刺した瞬間がぐにゃりと歪む描写もありました。
これもオシオシの実に由来する力だと考えられるため、どうやら発動条件は「手で押しのける」だけに限らないようです。

コブコブの実

ベロ・ベティ

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鼓舞した相手の内なる力を呼び起こす能力

コブコブの実は、他人を「鼓舞」することが出来る悪魔の実です。
なんだか「コブコブ」と言うとタンコブを連想しますが、「瘤」ではなく「鼓舞」の能力です。

ただし「筋肉のコブ」もダブルミーニングになっているようで、コブコブの実の能力者に応援された人間は筋肉量が増加します。
もちろん鼓舞されたことで勇気も涌いてくるので、コブコブの実の能力者に応援された者は心身ともにパワーアップを果たすのです。

作中では、革命軍のベロ・ベティがコブコブの実の使い手として登場しました。
ベロ・ベティが鼓舞しただけで、戦闘力皆無だった一般人たちが自力で海賊を倒せるレベルにまでパワーアップしています。
一般人ですらここまで強化できるのですから、海賊や革命軍の猛者たちにこの力を使った場合の効果は計り知れません…!

トキトキの実

光月トキ

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未来の世界へ移動する能力

トキトキの実は、未来の世界に移動する能力です。
いわゆるタイムスリップというやつですが、出来るのは「未来への移動」だけで、「過去への移動」は出来ません。

自分自身を未来へ飛ばすのはもちろん、数名の同行者を連れて未来へ行くことも可能。
ただし行き着いた先がどんな未来だろうと戻ることは出来ないので、使用する際には十分な注意が必要です。
飛んだ先で愛する人が死んでいた…なんてことになっても、戻って助けることは出来ないのが辛いですね。

またトキトキの実を使う際には「使う場所」にも注意が必要。
何故ならトキトキの実では「時間」しか移動できず、未来に行っても全く同じ場所に投げ出されるからです。
例えばビルの最上階でトキトキの実を使ったとして、未来でビル自体が解体されていた場合、術者は高さ数十メートルに投げ出される羽目になります。

→次の2ページ目は「動物(ゾオン)系と「自然(ロギア)系の悪魔の実まとめです!

~続きは次ページ~

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