銀魂571話あらすじ・ストーリー紹介【落ちていく高杉総督!】  

~週間少年ジャンプ最新刊~
「銀魂」最新話の571話あらすじ・ストーリー紹介を書いています☆

銀時vs馬董!
決着はいかに・・・!?




銀魂571話あらすじ・ストーリー紹介

何人もの銀時が馬董を包囲し、刀で突き刺している。
本物の銀時が差していたのは腕。
それを見破る馬董。

馬董
「此度は見逃さんぞ お前の狙いは 剣士の腕(いのち)
本物は お前だ」

本物の銀時を見破り、偽物のイメージを吹き飛ばす馬董。

目を見開く銀時。
銀時の剣は馬董に刺さったまま抜けない。

馬董の剣が銀時に迫る。

馬董
(——自分の死を悟った時 剣士は何を思うのか
最期の瞬間(とき)何を思い 剣士は死んでゆくのか
俺はこの「覚眼(め)」でそれを何度も見てきた)

馬董は過去に倒してきたある侍を思い出す。
死にゆくその侍の眼は真っ白のままだった。

馬董
(剣の閃きと共に死にゆく剣士達は
その心に悲しみも後悔もたたえる暇すらない
そこには
何もない
「死」という不条理を受け入れる為に 剣士はただ空になる)

首を刈られる侍と、同じく首を刈られようとしている銀時の姿が重なる。

馬董
(本当の絶望とは絶望という言葉すら絶えた「虚」
ゆえに俺は敵にその「虚」を見た時 実感する
勝利と
己の生を)

馬董の剣は銀時の首もとへ。
銀時の心を読む馬董。

銀時
(明日の朝飯 目玉焼きにしよう)

焦る馬董
「!!」
(違う!!!
コイツも・・・
奴はまだ・・・
死の遠く・・・!!)

馬董の背後から刀をふりかざす銀時。
背後の気配を感じ取り、返り討ちにしようとする馬董。
しかしそこに居たのはパクヤサ。

銀時
「残念 そいつも錯覚(ハズレ)~
言っただろ お前は目が良すぎるって
全部見ようと欲張るから目の前のもんすら見落とす
そんな大層な目玉ギョロつかせねェでも 俺にも見えるぜ
今のお前の肚の中くらい
当ててやろうか
空っぽだ」

銀時の刀が馬董の額の目に命中。
吹っ飛ばされる馬董。

その様子を見て、興味を失くしたかのように立ち去ろうとする銀時。
その背中に声を掛ける馬董。

馬董
「二人目だ
俺がこの覚眼(め)で心を読みきれなかったのは
一人は 死の淵に立ちながら明日の朝飯の事を考える男
もう一人は 生きながら“虚(からっぽ)”の男」

背景には虚の姿。

馬董
「アレは・・・お前の何だ
アレとやり合うつもりか」

銀時
「・・・・・・こっちがしりてェ
是非その目で見てもらいたいもんだ」

馬董
「心の読めん得体のしれん二人の戦の行く末など この覚眼(め)がひらいていても見えんさ
・・・お前は死を隣に置いて生きてきた男
他人の死も自分の死も 手をのばせばすぐ届く場所で生きてきた
そして今もその中で生きている
お前にとっては“朝飯”も“死”もさして変わらない 当然のように訪れるだたの隣人なのだろう
だがあの男には“生”も“死”もない そんな“虚(うつろ)”に 一体どう戦を挑む
やがてあの“虚(ぜつぼう)”はお前達も世界も飲み込むだろう」

銀時
「・・・生憎俺にはお前のようなあれもこれも見える立派な目玉はねぇ
目の前のもん一つ追うのがせいぜいさ
だったら俺は そこが死の淵だろうが 何もねぇ“虚(うつろ)”だろうが」

背景には松陽の首を斬った銀時 松陽の首を前にした桂高杉銀時の様子。

銀時
「墓前にそえる
まんじゅうのためじゃねぇ
明日の朝飯のために戦う」

万事屋で神楽と新八と朝食をとる風景。

銀時
「そんだけの話さ」

そう言い終えると再び馬董のもとから立ち去ろうとする銀時。

馬董
「・・・皮肉なものだ
この覚眼(め)が塞がって初めて見えた
あれは底なし沼などではない
底無しのバカだ」

~次ページへ続く~

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