2009年に連載が開始された進撃の巨人も気づけば10周年を迎えようとしています。
人類VS巨人の戦いはいつしか巨人VS巨人、人類VS人類の構図に変わり、今や国VS国というところまで発展してきました。
そのため登場キャラクターはざっと数えて200人以上!
非戦闘員を除いても100人近くのキャラクターが進撃の巨人という作品を盛り上げてくれました。
そこで今回はあらためて登場キャラクターを復習すると共に、最新版進撃の巨人強さランキングTOP50を作成いたしました!
人種・所属・能力問わず、進撃の巨人に登場する戦闘可能キャラは全てごった煮にしてランク付けしてみました。
さぁ、アナタのお気に入りのキャラクターは一体何位にランクインしているのでしょうか…!?というわけで、さっそくランキングに移っていきましょう!
進撃の巨人 登場人物の強さランキング 50位~21位
まずは、50位~21位まで!
第50位 ウド
ウドは、マーレの戦士を目指す候補生の一人です。
外国出身という経歴を活かして敵兵の会話を翻訳するなど、戦争においては諜報員的な働きを見せます。
九つの巨人のいずれかを継承することができれば、彼の戦闘能力は格段に上がるでしょう。
しかし現状、最も継承時期が近い「鎧の巨人」はガビかファルコに継承される可能性が極めて高く、ウドが継承者になる未来は全く見えてきません。
本人も「成績ではガビにかなわない」と半ばあきらめている様子で、現時点では一般人よりは多少動ける子供くらいの評価に留まります。
第49位 ファルコ・グライス
ファルコ・グライスは、マーレの戦士候補生の一人です。
密かに恋心を寄せるガビが「鎧の巨人」を継承して寿命を縮めてしまうことを恐れており、彼女の代わりに「鎧の巨人」を継承することを目指しています。
今のところ候補生の中ではガビの成績が圧倒的であり、ファルコが「鎧の巨人」の継承者になれる望みは薄めなのですが…
ファルコは必死の訓練の末、一度だけ訓練でガビを抜いたこともあるため、今後の成長次第ではどうなっていくかわかりません。
もしも本当に彼が「鎧の巨人」を継承したら、その時はこの強さランキングでもかなり上位に食い込んでくることでしょう。
第48位 トーマス・ワグナー
トーマス・ワグナーは、エレンたちと同じ第104期訓練兵団のメンバーです。
もともとは安全に暮らすために憲兵団を目指していましたが、エレンの志に心を打たれて調査兵団を志望するようになりました。
しかし残念ながら、その願いが叶う前にトロスト区で死亡しています。
正規の兵士になる前に死亡しているので、当時の戦闘能力はそれほど高くなかったと思われます。
相手が奇行種だったことは不運ですが、たとえ奇行種が相手でも調査兵団の正規メンバーなら対処できるでしょうから、あっさり奇行種に負けたトーマスの強さはこんなところではないでしょうか。
第47位 ミーナ・カロライナ
メインキャラの一人かと思いきや、早々に死亡して読者に衝撃を与えたミーナ・カロライナ。
エレンたちと同じ第104期訓練兵団のメンバーで、トロスト区での任務中にあえなく死亡しました。
ライナーたちの策謀で殺されたマルコとは違い、ただただ無垢の巨人に殺されただけ。
しかもワイヤーが巨人の腕に絡まってしまうという凡ミス的な死に方をしているので、残念ながら戦闘センスが高いとは言いにくいです。
ミーナは調査兵団入りを志望していたので、もしもあのとき生き残って調査兵団で経験を積めていたら強くなれていたのかもしれませんね。
第46位 フロック・フォルスター
フロック・フォルスターは、調査兵団に所属している兵士の一人です。
エレンたちとは同期にあたりますが、クーデター前までは駐屯兵団に所属していたため、調査兵団では新兵として扱われました。
壁外調査の経験もないままにウォール・マリア奪還作戦に参加し、エルヴィンやマルロらと共に「獣の巨人」に突撃しています。
ウォール・マリア奪還作戦の英雄として勲章を授与されている人物ですが、他の生き残りメンバーに比べるとフロックの功績は小さいと言わざるを得ません。
フロックが生き残ったのは単純に「運が良かっただけ」であり、なんなら序盤で戦意を喪失して騒ぎ、周囲に迷惑をかけたくらいです。
現在でも生き残っている兵士の中では、精神的にも肉体的にも最も一般人に近い人物といえるかもしれませんね。
第45位 ガビ・ブラウン
第45位はマーレの戦士を目指す少女、ガビ・ブラウンです。
苗字からわかる通りライナーとは親戚関係にあり、彼が所有する「鎧の巨人」を継承するため日々研鑽に励んでいます。
候補生の中では一番優秀で実績もあるため、今のところ最も有力な「鎧の巨人」の継承者候補となっています。
「鎧の巨人」を継承していない現時点において、ガビは一般人よりは少し身体能力と頭脳に優れた程度の子供にすぎません。
しかし戦争の最前線で卑怯な戦法を使って敵兵を一掃したり、サシャを殺害してパラディ島に乗り込むなど、ひとつひとつの行動が大胆すぎて油断できない人物になっています。
第44位 ハンネス
ハンネスは、シガンシナ区に駐在していた駐屯兵団所属の男性兵士です。
勤務中に酒を飲むような不良兵士ですが、いざという時には人々を救うために動ける熱い一面も。
幼いエレンやミカサを巨人から逃がした恩人であり、また親を失ったエレンたちにとっては親代わりのような存在です。
調査兵団や憲兵団よりもさらに戦う機会が少ない駐屯兵団に所属していたため、兵士歴が長いわりに戦闘能力は高くありません。
そもそも巨人に遭遇した経験が少ないため、シガンシナ区に巨人が入ってきた際には恐怖のあまり体が動かなくなってしまいました。
第43位 ヒストリア・レイス(クリスタ・レンズ)
第43位は、今や壁内人類の女王となったヒストリア・レイスです。
女王に即位してからは訓練もできていないでしょうから、現在の強さという意味ではこれくらいの順位が妥当かと思います。
一応、連載中の原作では妊婦さんになっていますしね。すでにロッド・レイス巨人を仕留めたときほどの戦闘能力は無くなっているでしょう。
訓練兵時代の成績で見れば、ヒストリアは第104期卒業生の中で10位の成績を収めています。
首席がミカサ、それからライナー、ベルトルト、アニ…と続いていく成績順で第10位というのは、悪くはない結果だと思います。
ただしこの順位にはユミルの助力がかなり加わっているようなので、実際の彼女のポテンシャルはもう少し低かったとみるべきです。
第42位 マルロ・フロイデンベルク
マルロ・フロイデンベルクは、ストヘス区憲兵支部に所属していた二等兵です。
最初は調査兵団を追う側の人間として登場したものの、リヴァイやジャンの言葉を信じて調査兵団側につきました。
クーデターの成功後は調査兵団に所属を変更しましたが、最終的には「獣の巨人」の投擲に直撃して死亡しています。
あらゆる不正を正そうとする正義漢ですが、戦闘の機会が少ない憲兵団にいたこともあって、本人の戦闘能力は低め。
調査兵団に所属を変えたことで成長のチャンスはあったはずですが…残念ながら、戦闘員としては大した活躍もできないままこの世を去りました。
第41位 キッツ・ヴェールマン
キッツ・ヴェールマンは駐屯兵団第一師団の精鋭部隊を率いていた男性です。
駐屯兵団では隊長の階級を与えられており、調査兵団ではないにせよそれなりに高い戦闘能力を有していたと考えられます。
作中ではエレンを恐れて処刑しようとしたため「臆病者」としての側面が強く描かれていましたが、実はけっこう凄い人物なんです。
保身ばかり考えている兵士が多いあの世界で、キッツは有事の際に率先して前線に出られる人物でもあります。
ウォール・ローゼに巨人が出現した際には東防衛戦で精鋭部隊の指揮を執っており、臆病ですが本質的には優れた兵士だといえます。
第40位 マルコ・ボット
マルコ・ボットは、エレンたちと同期の第104期訓練兵だった人物です。
卒業時の成績はエレンとジャンに次ぐ第7位で、当時の訓練兵全体から見てもかなり優秀な人材だったといえます。
仲間からの人望も厚く、アルミンに匹敵するほど頭の切れる人物として周囲をサポートしました。
トロスト区での任務中、偶然にもライナーとベルトルトの会話を聞いてしまったことで殺害されたマルコ。
「察しが良いから」という理由で殺されたことからも、ライナーがマルコのことをどれだけ警戒していたのかがわかります。
ただし身体能力はそこまで高くなかったようで、マルコは訓練兵の同期たちの中では「一番遅い」とも言われていました。
第39位 リコ・ブレツェンスカ
リコ・ブレツェンスカは、駐屯兵団に所属する女性兵士です。
調査兵団ほどの力はないにせよ駐屯兵団では精鋭とされる兵士で、精鋭部隊では班長を務めています。
初期からずっと生き残っている希少な女性の一人なので、出番の少なさの割に有名なキャラクターなんじゃないでしょうか。
トロスト区の奪還作戦においては、エレンの護衛拳監視役としてトロスト区まで同行しました。
調査兵団でないにも関わらず実際に巨人との戦闘行為も行い、駐屯兵団の仲間たちが次々と死亡していく中で何とか最後まで持ちこたえました。
第38位 コルト・グライス
コルト・グライスは、大陸に残ったエルディア人の末裔の一人です。
現在はエルディア人戦士隊の一員としてマーレのために戦っており、現戦士長のジークから「獣の巨人」を継承することが決まっています。
…肝心のジークが絶賛謀反中なので本当に継承される望みは薄いですが、九つの巨人の継承者に選ばれるほど優秀は兵士だという点は素直に評価できます。
実際に「獣の巨人」を継承することができれば、強さランキングでもTOP20位以内くらいには軽く入れるでしょう。
ただ残念ながら現在の「獣の巨人」が強いのはジークの血筋あってのことなので、コルトが継承したところで「獣の巨人」が弱体化することはほぼ間違いありません。
第37位 テオ・マガト
テオ・マガトはマーレ人の将校です。
エルディア人戦士隊の隊長を務め、自らも前線に出て彼らの指揮を行っています。
ライナーたちが戦士候補生だった頃に指導していたのもマガトであり、兵士としても教官としても優秀な人物だといえるでしょう。
危険な仕事はエルディア人に丸投げしがちなマーレ人の中で、マガトは意外にも偏見なくエルディア人戦士隊を扱っています。
彼らを見境なく差別するのではなく、優秀な部下として使役することでより大きな戦果をもぎ取ろうとするリアリストでもあるのです。
自ら「車力の巨人」の背中に乗り込んで砲手として戦うこともあり、兵器を使わせれば非常に脅威となる人物だといえそうです。
第36位 ニファ
調査兵団ではハンジ班に所属していたニファ。
リヴァイとの作戦行動中、ケニー・アッカーマンの銃で狙撃されて死亡したシーンは衝撃的でしたね…
けっこう可愛いのでファンからの人気も高かったんですが、ようやく活躍の場を与えられたと思ったら即死ですからやるせません。
ケニー・アッカーマン戦の開幕と同時に死亡したため、ニファの戦闘センスがどれくらい高かったのかは判別しづらいところです。
しかし原作やアニメをよく観察してみると、セリフこそ少ないですがニファはいろんなコマに見切れて登場していることが確認できました。
つまりニファは作中で起こった様々な事件を調査兵団兵として乗り切ったということなのでしょう。リヴァイのサポートを任されていることを考えても、兵団内でのニファの評価はかなり高かったと推測できます。
第35位 モブリット・バーナー
モブリット・バーナーは、ハンジ班に所属していた兵士です。
役職は調査兵団第四分隊副隊長となっており、階級だけでいえばハンジに次ぐ人物だったということになります。
またモブリットは超大型巨人の出現前から調査兵団にいたことが明らかになっているため、逆算すれば5年以上も調査兵団で生き残った実力者でもあるのです。
モブリットの主な役割は、いつでも「ハンジのサポート」でした。
進撃の巨人でよくネタにされる名言「分隊長!生き急ぎすぎです!」もモブリットがハンジに言ったセリフですね。
いつも無茶ばかりするハンジを制するのがモブリットの生き様であり、最後も超大型巨人の爆発からハンジを守って死亡しています。
第34位 グンタ・シュルツ
グンタ・シュルツは、リヴァイ班に所属していた兵士の一人です。
非常に真面目な性格の男で、上官に指示されればそれがどんなに納得のいかない内容であっても忠実に遂行します。
まさに兵士の鑑のようなキャラクターです。
公開されているデータによれば、グンタの討伐数は7体、討伐補佐は40体ということになっています。
単独で巨人を倒すことのできる戦闘能力も見事ですが、地味に「討伐補佐40体」というところが凄いですね。
上官の命令をキッチリこなす性格もあってか、どちらかというとサポートに向いた人物だったようです。
第33位 コニー・スプリンガー
エレンたちと同期の青年、コニー・スプリンガーもなかなか強くなってきました。
強くなったというか、経験を積んだというほうが的確ですかね。5年生き残っていれば歴戦の兵士として扱われる調査兵団で、すでに4年以上も生存しているわけですから。
今や兵団の中心人物であるエレンやミカサと共に行動し続けただけのことはあって、コニーもまた頼れる調査兵という感じになってきています。
彼の兵士としての強みは、小回りの利く機動です。
立体機動装置の使い方に関しては初期から優れていた描写があり、対ライナー戦では雷槍を鎧の巨人の口角に当てて素早く離脱する活躍を見せています。
あの時ライナーにトドメを刺したのはミカサでしたが、もしもコニーが雷槍を当てていなければいくらミカサでもあの戦いに勝利することはできなかったでしょう。
第32位 ディータ・ネス
第57回壁外調査において、アルミンの班の班長を務めていた人物がディータ・ネスです。
頭に白いタオルのようなものを巻き、部下たちから「ネス班長」と呼ばれていた男性ですね。
ディータ・ネスは運悪く「女型の巨人」に出くわし、ワイヤーをつかまれて地面に叩きつけられて死亡しました。
巨人がワイヤーを掴むわけがない…という前提があった以上、これは本人のミスというより、ただただ不運だったという感じですね。
戦い始めてすぐに死んでしまったのでどれくらい強かったのか測りあぐねるところですが、今回は彼が「班長」という役職に就いていたことを考慮してこの順位にしました。
第31位 サシャ・ブラウス
サシャ・ブラウスは、エレンたちと同じ第104期の兵士です。
訓練兵時代、鬼教官の説教中に堂々と芋を食ったことから「芋女」の異名で呼ばれる超食いしん坊の女性で、作中ではギャグキャラ的に扱われることもしばしば。
しかし身体能力は非常に高く、戦闘においては男性兵士をも凌ぐ活躍を見せることがあります。
狩猟で生計を立てる一族の出だけあって、弓矢などの射撃武器の扱いに慣れているのがサシャの強みの一つ。
狙撃能力に長けているため、刃を切らしている状態でも弓で巨人の目を射るなどして戦闘を継続することができます。
第30位 ペトラ・ラル
ペトラ・ラルは、かつてリヴァイ班に所属していた女性兵士です。
リヴァイ班では唯一の女性でありながら、戦闘能力は班のどの男性兵士にもひけを取らないとのこと。
調査兵団の中でも精鋭が集まるリヴァイ班でその扱いなら、作中の女性キャラクターでも上位に入る実力者だったといえるでしょう。
公開されているデータによれば、ペトラの討伐数は10体、そして討伐補佐が48体と記録されています。
リヴァイ班で副リーダー的な立ち位置だったエルド・ジンでも討伐14体・討伐補佐32体なので、彼と比べてもペトラは決して見劣りしない戦績を残していたことがわかります。
第29位 ゲルガー
第29位はウトガルド城での戦いで活躍を見せたリーゼントの兵士、ゲルガーです。
立体機動装置を持っていない新兵たちを護るべく、命懸けで多数の巨人たちを相手取ったシーンが印象的ですね。
かなり良いキャラクターだったのですが、「最後に酒が飲みたかった」と渇望しながら非業の死を遂げています。
殉職率の高い調査兵団にあって、ゲルガーは「数年生き延びてきた」と豪語する精鋭です。
具体的に何年くらい生き残っていたのかは不明ですが、ミケやナナバと組むことが多かったことを考えると5年前後といったところでしょう。
長く生き残っただけあって危なげなく巨人と連戦できるほどの腕前ですが、常に全力を出して戦う性格がアダとなり、ガスや刃のやりくりが下手という弱点があった模様です。
第28位 エルド・ジン
エルド・ジンは、かつてリヴァイ班に所属していた兵士です。
リヴァイ班では副リーダー的な立ち位置についており、リヴァイが班を離れる際には指揮役を任されるほど信頼されていました。
調査兵団の歴代メンバーの中でも、特に優秀だった一人といえると思います。
エルドについては過去の戦績が公開されており、それによればエルドは討伐14体・討伐補佐32体の経験を積んでいるとのこと。
作中でも単独で巨人を倒せるほどの人材はとても希少ですが、そんな中で単独討伐14体はなかなかの戦績だといえますね。
第27位 マルセル・ガリアード(顎の巨人)
マルセル・ガリア―ドは、ライナー、ベルトルト、アニと共にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士です。
「顎の巨人」の継承者なので本来なら高い戦闘能力を備えていたはずですが、壁にたどり着く前にユミルに捕食されたため実力を発揮することはありませんでした。
そのため、今回のランキングでは巨人化能力者の中で一番低いランクを付けています。
しかし順当に成長していれば、きっとライナーやベルトルトを超える逸材になっていたであろうことは想像に難くありません。
マルセルはマーレの戦士の中でも特に優秀だった少年で、ライナーたちからは兄のように慕われるリーダー格でした。
第26位 ジャン・キルシュタイン
エレンにとって、悪友でもありライバルのような存在のジャン・キルシュタイン。
彼の強さにランクを付けるとすれば、現状はこんなところではないでしょうか。
初期は協調性の無さが指摘されていたジャンですが、最近では指揮役としての才能を発揮しつつあります。
超大型巨人の出現によって調査兵団のほとんどが死亡した絶望的な状況でも、アルミンに代わって現場の指揮を執っていました。
飛びぬけた長所はないものの、頭脳や戦闘能力など、あらゆるパラメータが高いところで安定しているキャラクターです。
第25位 オルオ・ボザド
第25位はリヴァイ班に所属していた変人兵士、オルオ・ボザドです。
なんとなく小物っぽい容姿と、エレンに先輩風を吹かせようとして失敗する姿、事あるごとに舌を噛む悪癖…どれをとっても雑魚っぽい彼ですが、実はけっこうな実力者です。
オルオの討伐数は、討伐39体・討伐補佐9体となっており、これは調査兵団の中でも記録的な数値です。
討伐数よりも討伐補佐数のほうが多くなるのが一般的なのですが、オルオは人のサポートをするよりも単独で討伐に向かうほうが向いているという珍しい逸材です。
リヴァイやミカサの戦いを見ていると麻痺しそうですが、一人で39体もの巨人を討伐できる”普通の人間”はかなり貴重だといえます。
第24位 トラウテ・カーフェン
中央憲兵第一兵団・対人立体起動部隊に所属していた女性がトラウテ・カーフェンです。
女性ながらケニー・アッカーマンの副官を務め、新型の対人立体起動を用いて調査兵団の面々を追い詰めました。
ケニーとは上司と部下というよりも「同志」のような関係性を築いており、あの元殺人鬼を相手に憎まれ口を叩ける存在でもあります。
レイス家地下の礼拝堂では、攻め込んできた調査兵団を攪乱しながら戦うクレバーさを見せていました。
巧みな駆け引きでハンジを負傷させた張本人でもあり、中央憲兵の中ではかなり高い実力を備えていたことが見て取れます。
第23位 ナナバ
ナナバは、調査兵団で5年以上も生存し続けた実力者です。
エルヴィンが団長を務めていた頃、調査兵団の黄金期ともいえる時代のメンバーの一人ですね。
ウトガルド城跡に出現した巨人の群れとの戦闘では、仲間と連携しながら次々に巨人を倒していきました。「獣の巨人」による投石で連携が崩れてからは不利になりましたが、それでも刃とガスが切れるまで生存し続けています。
最終的に敗北してしまったとはいえ、ガスが切れるまで負けなかったナナバの戦闘能力は賞賛に値するのではないでしょうか。
第22位 ハンジ・ゾエ
エルヴィン・スミス亡きあと、調査兵団の14第団長になったのがハンジ・ゾエです。
単純な戦闘能力ではリヴァイやミカサに及びませんが、団長を名乗るにふさわしい頭脳と判断力を有しています。
パラディ島では珍しい巨人の研究者でもあり、日常的に捕らえた巨人で実験を行っているため、巨人に対しての恐怖心が薄れている節があります。
巨人を前にしても恐怖で体がすくまないというのは、調査兵団の団員にとって大きなアドバンテージだといえますね。
第21位 トム・クサヴァー(獣の巨人)
トム・クサヴァーはジークの先代の「獣の巨人」だった男性です。
マーレ側の戦士としては穏やかで論理的な性格をしており、彼の思想や性格が後のジークに大きな影響を与えています。
彼はもともと研究者であり、巨人の謎を効率よく研究するためにマーレの戦士になった人物です。
そのため「獣の巨人」を持ってはいますが戦闘に興味はなく、巨人化してもジークほどの戦闘能力は無かったものと思われます。
当時のマーレが「獣の巨人」を大した利点もない巨人と見ていたことも、彼が九つの巨人の割に弱かったということの証明なのではないでしょうか。
次のページでは、いよいよ20位~1位をご紹介(考察)していきます!!