進撃の巨人 登場人物の強さランキング TOP20
第20位 キース・シャーディス
キース・シャーディスは、訓練兵団の教育を担当する教官の男性です。
実はキースは教官になる以前、調査兵団の団長を務めていました。つまり彼は、エルヴィンの先代の調査兵団団長ということになります。
エルヴィンとは違い脳筋タイプの兵士だったため「突撃しかできない無能」と揶揄され、本人もその評価を受け止めて調査兵団を引退することになりました。
…と、作中ではひたすら無能扱いされていたキースですが、彼には調査兵団で20年以上も生存したという恐るべき実績があったりします。
5年生き延びれば歴戦の兵士扱いされる調査兵団で20年戦い続け、しかも五体満足のままで引退するというのはよく考えれば途轍もない偉業です。
「突撃しかしない」という脳筋な戦い方すら、それでも死ななかったということを考慮すれば彼の実力の高さの裏付けになってしまいます。
第19位 エルヴィン・スミス
調査兵団13代団長、エルヴィン・スミスが第19位です。
戦闘というよりは頭脳派のキャラクターですが、彼の立案した作戦はいつでも調査兵団の勝利に直結していました。
長く活躍したキャラクターの割には意外と直接的な戦闘描写が少ないのですが、身体能力もそれなりに高いと思われます。
いくら頭が良くとも戦闘勘が悪ければ巨人の群れの中で生き残れませんからね。歴代の調査兵団の上位陣と同程度の戦闘能力はあって、なおかつ弱点を頭脳でカバーしているとみるのが妥当でしょう。
また、鎧の巨人が真横にいるというのに全く動じなかったり、死ぬとわかっていて獣の巨人に突っ込んでいくような胆力の強さも兼ね備えています。
第18位 ピーク(車力の巨人)
ピークはマーレの戦士の一人で、「車力の巨人」の継承者です。
「車力の巨人」は九つの巨人の中でも最も持続力のある巨人で、ピークは一度巨人化すれば数か月間に渡って変身し続けることが可能です。
物資の運搬などにも適している他、四連装水冷式重機関銃ユニットを背負って生きた移動砲台として前線に立つことも。
戦争においては相当役立つ能力ですが、「車力の巨人」は九つの巨人の中ではやや戦闘力に劣るという弱点もあります。
九つの巨人が相手だと正面戦闘では勝ち目がほぼない上、パラディ島では調査兵団に雷槍を打ち込まれて敗北しています。
第17位 ミケ・ザカリアス
調査兵団の長い歴史の中でも、最強クラスの兵士だったのがミケ・ザカリアス。
エルヴィンが団長を務めた代において5年以上も生き残っており、リヴァイに次ぐ調査兵団No2の実力者として活躍しました。
単独で9体の巨人を相手にしながら瞬く間に5体を討伐するほどの戦闘力の高さに加え、匂いだけで巨人の位置を特定するという特殊な能力も持っています。
「獣の巨人」というイレギュラーのせいで敗北し死亡してしまいましたが、無垢の巨人が相手であればまず負けることは無かったであろう実力者です。
第16位 フリーダ・レイス(始祖の巨人)
エレンが持っている「始祖の巨人」の本来の継承者だった人物がフリーダ・レイスです。
グリシャによって彼女が捕食され、その後すぐにエレンがグリシャを捕食するという流れで「始祖の巨人」は受け継がれました。
「始祖の巨人」が持つ能力は、エルディア人の記憶の改竄・無垢の巨人のコントロール・エルディア人の体の構造の変換など。
少なくともエルディア人に対してはチート級の能力なので、もしもフリーダがこれらの能力を正しく使えていればグリシャに捕食されることもなかったでしょう。
しかしグリシャの襲撃時、フリーダはまだ巨人の力を受け継いで間もなかったため、上手く力を使えなかったことが敗因だったと語られています。
第15位 ユミル(顎の巨人)
ユミルは「顎の巨人」を継承していた女性です。
ライナー達に同行してマーレに向かい、ポルコ・ガリア―ドに能力を継承したため死亡しました。
ユミルは巨人化しても5m級にしかならず、既出の九つの巨人の中では最も小柄な継承者でした。
森林地帯や建物のある場所といった小回りの利くフィールドでの戦闘で優位に立ちやすい一方、開けた場所では普通の10m級巨人にも苦戦します。
「超大型巨人」や「鎧の巨人」でも地形によっては負けるだろうと語られている反面、地形が悪ければ無垢の巨人にも勝てない可能性があるという諸刃の剣的な側面があります。
第14位 エレン・クルーガー(進撃の巨人)
エレン・クルーガーは、マーレ人になりすまして当局に潜入していたエルディア復権派のスパ
イ、通称”フクロウ”です。
マーレに奪われていない数少ない能力「進撃の巨人」を持っており、その力をグリシャ・イェーガーに託して死亡しました。
巨人化して早々マーレ軍の戦艦を破壊していることから、エレン・クルーガーは近代兵器を遥かに上回る戦闘力を持っていたことが伺えます。
しかしエレン・クルーガーはマーレのスパイに専念していたため、おいそれと巨人化することはできなかったはずであり、巨人のコントロール技術は他の面々より低いとみるべきでしょう。
少なくとも、巨人化しながらウォール・マリアにまで辿り着き、レイス家から「始祖の巨人」の奪還まで成功させたグリシャよりは弱かったのではないかと思われます。
第13位 グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)
グリシャ・イェーガーは、エレンとジークの実父にあたる人物です。
政治犯としてパラディ島に送られた後、”フクロウ”ことエレン・クルーガーから「進撃の巨人」を継承しています。
巨人の力を使った回数はそれほど多くなかったはずですが、それでもレイス家から「始祖の巨人」を奪還することに成功したという実績があります。
その後すぐに巨人の力をエレンに託したとはいえ、グリシャは一時的に「進撃の巨人」「始祖の巨人」の二種類持ちだったのです。
九つの巨人の力を一度でも使ったことのあるキャラクターは数人もいますが、複数持ちを実現した人物はグリシャとエレンの2人しかいません。
第12位 ロッド・レイス(超超大型巨人)
ロッド・レイスはヒストリアの実父にして、壁の中の”本当の王”だった人物です。
とはいえ元々は巨人の力を継承していたわけでもなく、アッカーマン一族のような戦闘能力も持たないただの中年男性でした。
しかしロッド・レイスは巨人化薬を経口摂取することで巨人化し、爆発的な力を手に入れました。
ロッド・レイスの巨人態は現段階で作中最大サイズであり、そのサイズはなんと超大型巨人のおよそ2倍。
大きすぎて歩けない上に知性もないという失敗作の巨人でしたが、それでもあれだけのサイズがあれば、ほふく前進するだけでも多大な脅威になりました。
第11位 ポルコ・ガリア―ド(顎の巨人)
ポルコ・ガリア―ドはユミルから「顎の巨人」を継承した青年です。
先代であるユミルには敬意を払う一方で、マーレの戦士としてパラディ島を攻め落とすために活動しています。
本来ならば鎧の巨人はライナーではなくポルコに継承されるはずだったため、ポテンシャルだけならライナー以上の逸材といえるでしょう。
しかし現状、九つの巨人を持っているメンバーの中では巨人歴が浅いせいか、まだあまり大きな活躍はできていません。
マーレ遠征作戦で調査兵団に遭遇した際には、ミカサとエレンの連携の前に成す術もなく敗北しています。今後の成長に期待といったところですね。
進撃の巨人 登場人物の強さランキング TOP10
第10位 ケニー・アッカーマン
ケニー・アッカーマンは中央第一憲兵団・対人立体起動部隊の隊長で、若い頃は「切り裂きケニー」の名で恐れられた殺人鬼でした。
名前からわかる通り、ミカサやリヴァイと同じアッカーマン一族の出であり、人間の姿のままで巨人と互角に渡り合えるほどの強さを持ちます。
ケニーに巨人との戦闘経験はほとんどないため、対巨人戦であれば調査兵団の面々のほうが上でしょう。
しかし対人戦闘においては作中トップクラスの実力者であり、あのリヴァイをして危うく命を奪われかけたほどの戦闘能力を見せてくれました。
もしもケニーが若いうちに調査兵団に入っていたとしたら、きっと今とは大きく違う未来が訪れていたに違いありません。
第9位 ライナー・ブラウン(鎧の巨人)
「鎧の巨人」として、パラディ島の壁内を散々引っかき回してくれたライナー・ブラウンが第9位。
ウォール・マリアの鋼鉄のゲートをタックルだけでブチ破ってしまう攻撃力に、巨人に殴られても傷一つ付かない防御力。
近接戦闘に限れば、「鎧の巨人」はかなり高い能力を持った巨人だといえるでしょう。
能力者のライナー自身に精神的な脆さがあるのが弱点になっていますが…
しかしライナーは頭脳面・戦闘面ともにバランスの取れた人物でもあるため、相手がよほど強くない限りは後手に回ることもありません。
第8位 ミカサ・アッカーマン
人類としては最上位クラスの強さを持つのがミカサ・アッカーマン。
人の姿のまま巨人の力を行使できるアッカーマン一族の出だけあって、九つの巨人であっても油断できない戦闘力を持ちます。
彼女に単体で勝てる人類はリヴァイくらいのものでしょうね。無論、リヴァイもアッカーマン一族なのですが。
他のメンバーと協力しての結果ではありますが、鎧の巨人と化したライナーを雷槍で引っ張り出すという偉業も成しています。
無垢の巨人ならまだしも、人類が九つの巨人を倒したというのも冷静に考えれば凄い話ですね。
第7位 ヴィリー・タイバーの妹(戦鎚の巨人)
本名は未だ不明ですが、ヴィリー・タイバーの妹はかなりの実力者でしたね。
彼女はタイバー家が代々受け継いできた「戦鎚の巨人」の継承者で、作中ではエレンと激闘を繰り広げました。
「戦鎚の巨人」は鎧の巨人以上に硬質化のコントロールに長けており、硬質化能力で武器や鎧を作り出すことも可能です。
また、前線で戦っている巨人は硬質化能力で作ったフェイクであり、本体は硬質化で覆われた地中に潜んでいるため、うなじを攻撃されても決して倒れることがありません。
トリックを見破らない限りはほぼ無敵みたいな巨人ですが、唯一「消耗が激しい」ということだけが弱点になっています。
第6位 アニ・レオンハート(女型の巨人)
アニ・レオンハートは、ライナーやベルトルトと共に壁内に潜入していたマーレの戦士の一人です。
「女型の巨人」を継承しており、第57回壁外調査では大量の巨人を引き連れて右翼部隊を壊滅させるなどの活躍を見せました。
本人の素の戦闘能力が高いこともあり、巨人化した状態でも優れた戦闘技術を駆使することができます。
九つの巨人の中でも、「女型の巨人」は汎用性が高いということで重宝されます。
鎧の巨人のような部分硬化、始祖の巨人のような巨人コントロール、車力の巨人のような持続時間の長さ等々…
九つの巨人を良いとこ取りしたような能力の数々で、エレンや調査兵団の面々を大いに苦しめた人物です。
第5位 ジーク・イェーガー(獣の巨人)
エレンの異母兄弟であるジーク・イェーガーが第5位です。
ジークはマーレの戦士であり、また九つの巨人のひとつ「獣の巨人」を継承した人物です。
1対1で戦って鎧の巨人を倒す、調査兵団の数百名をいとも簡単に全滅させる等、これまでの功績をみてもジークの強さは明らかです。
実はジークが持っている「獣の巨人」は他の巨人よりも多少運動能力が高い程度で、他の巨人に比べると特筆すべき能力もないと言われていました。
しかし王家の血を引くジークが継承したことで「人間を巨人化して操る力」が使えるようになった他、「投擲」という新たな戦法が発見されたことによって、獣の巨人のポテンシャルは本来より大きく底上げされています。
第4位 アルミン・アルレルト(超大型巨人)
「超大型巨人」をベルトルトから奪ったことで、一気に強さランキング上位へ躍り出たのがアルミン・アルレルト。
全キャラクター中でも上位に入るほどの頭脳を持ちながら、戦闘力では劣っていたため強さランキングでは今までずっと下位でした。
しかし「超大型巨人」となった今、1対1でアルミンに勝てるキャラクターはほとんどいないでしょう。
アルミンがマーレに潜入した際には、行動開始からほんの数分でマーレの軍港を壊滅状態に追いやるほどの活躍をみせています。
巨人化しただけで一国の軍の設備を吹き飛ばし、歩いただけで生き残りを殲滅できる力を持ったアルミンは、今や世界最強の生物兵器といっても過言ではない状態にあるのです。
第3位 ベルトルト・フーバー(超大型巨人)
ベルトルト・フーバーは、「超大型巨人」の能力を持つ青年です。
ウォール・マリアを破壊してエレン達の故郷をめちゃくちゃにした張本人であり、その正体は壁内に潜入していたマーレの戦士でした。
初期のベルトルトはいかにも気弱そうな青年でしたが、敵だと判明してからのベルトルトは急成長を見せます。
巨人化していない状態でもミカサと互角に戦えるほど身体能力が高くなり、また巨人の力を持っているため生半可なダメージでは殺せないというかなり厄介な敵になっていました。
最終的にはエレンとアルミンの奇策の前に倒れましたが、正面から戦っていてはまず倒せない相手だったでしょう。
なんといっても、「超大型巨人」を持っていることが大きいですね。
スタミナが弱点と言われてはいますが、超大型巨人は変身するだけで周囲数キロの生物や建物をまとめて吹き飛ばせるという生きた爆弾です。
運よく爆発から逃れたとしても、今度は超高熱の巨大生物が襲い掛かってくるわけですから…想像するだけでも恐ろしいですね。
第2位 リヴァイ・アッカーマン
第2位は、”人類最強の兵士”と名高いリヴァイ・アッカーマンです。
進撃の巨人で強さランキングを作ると、上位はほとんど九つの巨人持ちだらけになるのですが…
そんな中、楽々と第2位にランクインしてしまえるチートは今後もこの人くらいじゃないでしょうか。
もちろんリヴァイも普通の人間というわけではありません。
リヴァイは、ミカサやケニーと同じ「アッカーマン一族」の血を引いているため、人の姿をしてはいますが巨人と同等以上の力を出すことができるのです。
小回りが利いてスピードも出る分、そこらの巨人よりもむしろ上位の存在であるといえるでしょう。
リヴァイはそんなアッカーマン一族の中でも飛びぬけて実力が高く、九つの巨人でも油断すれば瞬殺されてしまいます。
過去には獣の巨人状態のジークを一方的にズタボロにした経験もあり、リヴァイは巨人持ちの勢力にとって「最も警戒すべき相手」とされています。
第1位 エレン・イェーガー(進撃の巨人・始祖の巨人・戦鎚の巨人)
栄えある第1位は…!本作の主人公、エレン・イェーガーでした!
主人公が一番強いというのは漫画的に珍しくもないパターンですが、エレンに関しては「いつの間にそんなに強くなったの!?」って気もします(笑)
初期のエレンは少年漫画の主人公にあるまじき雑魚キャラでしたからね…あの頃から、まさかここまで強くなるとは誰が予想できたでしょうか。
現在、エレンの体には「進撃の巨人」「始祖の巨人」「戦鎚の巨人」という三種類の巨人の能力が宿っています。
一つ持っているだけでも国の勢力をひっくり返しかねない「九つの巨人」を、たった一人の青年が三つも独占しているというのですから恐るべきことです。
巨人としての活動歴もいい加減けっこう長くなってきていて、九つの巨人を継承したばかりのメンツに比べると熟練度も桁違い。
あまりに強くなりすぎて、最近はもう悪のラスボスみたいな雰囲気すら出てきてしまっているほどです。
まとめ
今回は進撃の巨人強さランキングTOP50をお届けいたしました!
このランキングは2019年7月時点の情報をもとに作成したので、今後の展開によってはまだまだ順位が入れ替わる可能性がありますね。
特に、九つの巨人を継承する可能性があるメンバーには要注目です!
エレンがさらなる巨人の力を手に入れたり、ガビやファルコたち戦士候補生が巨人を継承するかもしれません。
そうなれば、強さランキングの勢力は大きく変わってくると思われます…!
パラディ島勢VSマーレ軍の戦いも激化しつつある今、巨人の継承者がコロッと変わる可能性は決して低くありません。
今後もますます進撃の巨人から目が離せませんね!
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